あま市議会 2020-12-03
令和2年12月定例会(第3日) 本文
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ウィンドウで開きます) 2020年12月09日: 令和2年12月定例会(第3日) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ
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発言者一覧 選択 1 : ◯議長 選択 2 : ◯議長 選択 3 : ◯議長 選択 4 : ◯13番議員(
山本雄一) 選択 5 : ◯議長 選択 6 :
◯企画財政部長 選択 7 : ◯議長 選択 8 : ◯13番議員(
山本雄一) 選択 9 : ◯議長 選択 10 :
◯企画財政部長 選択 11 : ◯議長 選択 12 : ◯13番議員(
山本雄一) 選択 13 : ◯議長 選択 14 :
◯企画財政部長 選択 15 : ◯議長 選択 16 : ◯13番議員(
山本雄一) 選択 17 : ◯議長 選択 18 :
◯企画財政部長 選択 19 : ◯議長 選択 20 : ◯13番議員(
山本雄一) 選択 21 : ◯議長 選択 22 : ◯総務部長 選択 23 : ◯議長 選択 24 : ◯13番議員(
山本雄一) 選択 25 : ◯議長 選択 26 : ◯市民生活部長 選択 27 : ◯議長 選択 28 : ◯13番議員(
山本雄一) 選択 29 : ◯議長 選択 30 :
◯企画財政部長 選択 31 : ◯議長 選択 32 : ◯13番議員(
山本雄一) 選択 33 : ◯議長 選択 34 :
◯企画財政部長 選択 35 : ◯議長 選択 36 : ◯13番議員(
山本雄一) 選択 37 : ◯議長 選択 38 :
◯企画財政部長 選択 39 : ◯議長 選択 40 : ◯13番議員(
山本雄一) 選択 41 : ◯議長 選択 42 :
◯企画財政部長 選択 43 : ◯議長 選択 44 : ◯13番議員(
山本雄一) 選択 45 : ◯議長 選択 46 :
◯企画財政部長 選択 47 : ◯議長 選択 48 : ◯13番議員(
山本雄一) 選択 49 : ◯議長 選択 50 :
◯企画財政部長 選択 51 : ◯議長 選択 52 : ◯13番議員(
山本雄一) 選択 53 : ◯議長 選択 54 :
◯企画財政部長 選択 55 : ◯議長 選択 56 : ◯13番議員(
山本雄一) 選択 57 : ◯議長 選択 58 :
◯企画財政部長 選択 59 : ◯議長 選択 60 : ◯13番議員(
山本雄一) 選択 61 : ◯議長 選択 62 :
◯企画財政部長 選択 63 : ◯議長 選択 64 : ◯13番議員(
山本雄一) 選択 65 : ◯議長 選択 66 :
◯企画財政部長 選択 67 : ◯議長 選択 68 : ◯13番議員(
山本雄一) 選択 69 : ◯議長 選択 70 :
◯企画財政部長 選択 71 : ◯議長 選択 72 : ◯13番議員(
山本雄一) 選択 73 : ◯議長 選択 74 :
◯企画財政部長 選択 75 : ◯議長 選択 76 : ◯13番議員(
山本雄一) 選択 77 : ◯議長 選択 78 :
◯企画財政部長 選択 79 : ◯議長 選択 80 : ◯13番議員(
山本雄一) 選択 81 : ◯議長 選択 82 :
◯企画財政部長 選択 83 : ◯議長 選択 84 : ◯13番議員(
山本雄一) 選択 85 : ◯議長 選択 86 :
◯企画財政部長 選択 87 : ◯13番議員(
山本雄一) 選択 88 : ◯議長 選択 89 : ◯16番議員(柏原功) 選択 90 : ◯議長 選択 91 : ◯市民生活部長 選択 92 : ◯議長 選択 93 : ◯16番議員(柏原功) 選択 94 : ◯議長 選択 95 : ◯市民生活部長 選択 96 : ◯議長 選択 97 : ◯16番議員(柏原功) 選択 98 : ◯議長 選択 99 : ◯市民生活部長 選択 100 : ◯議長 選択 101 : ◯16番議員(柏原功) 選択 102 : ◯議長 選択 103 : ◯市民生活部長 選択 104 : ◯議長 選択 105 : ◯16番議員(柏原功) 選択 106 : ◯議長 選択 107 : ◯市民生活部長 選択 108 : ◯議長 選択 109 : ◯16番議員(柏原功) 選択 110 : ◯議長 選択 111 : ◯市民生活部長 選択 112 : ◯議長 選択 113 : ◯市長 選択 114 : ◯議長 選択 115 : ◯16番議員(柏原功) 選択 116 : ◯議長 選択 117 : ◯市民生活部長 選択 118 : ◯議長 選択 119 : ◯16番議員(柏原功) 選択 120 : ◯議長 選択 121 : ◯総務部長 選択 122 : ◯議長 選択 123 : ◯16番議員(柏原功) 選択 124 : ◯議長 選択 125 : ◯市民生活部長 選択 126 : ◯議長 選択 127 : ◯16番議員(柏原功) 選択 128 : ◯議長 選択 129 : ◯市民生活部長 選択 130 : ◯議長 選択 131 : ◯16番議員(柏原功) 選択 132 : ◯議長 選択 133 : ◯市民生活部長 選択 134 : ◯16番議員(柏原功) 選択 135 : ◯議長 選択 136 : ◯議長 選択 137 : ◯議長 選択 138 : ◯11番議員(山内隆久) 選択 139 : ◯議長 選択 140 :
◯企画財政部長 選択 141 : ◯議長 選択 142 : ◯11番議員(山内隆久) 選択 143 : ◯議長 選択 144 :
◯企画財政部長 選択 145 : ◯議長 選択 146 : ◯11番議員(山内隆久) 選択 147 : ◯議長 選択 148 :
◯企画財政部長 選択 149 : ◯議長 選択 150 : ◯11番議員(山内隆久) 選択 151 : ◯議長 選択 152 :
◯企画財政部長 選択 153 : ◯議長 選択 154 : ◯11番議員(山内隆久) 選択 155 : ◯議長 選択 156 :
◯企画財政部長 選択 157 : ◯議長 選択 158 : ◯11番議員(山内隆久) 選択 159 : ◯議長 選択 160 : ◯企画政策課長 選択 161 : ◯議長 選択 162 : ◯11番議員(山内隆久) 選択 163 : ◯議長 選択 164 :
◯企画財政部長 選択 165 : ◯議長 選択 166 : ◯11番議員(山内隆久) 選択 167 : ◯議長 選択 168 :
◯企画財政部長 選択 169 : ◯議長 選択 170 : ◯11番議員(山内隆久) 選択 171 : ◯議長 選択 172 :
◯企画財政部長 選択 173 : ◯議長 選択 174 : ◯11番議員(山内隆久) 選択 175 : ◯議長 選択 176 : ◯企画政策課長 選択 177 : ◯議長 選択 178 : ◯11番議員(山内隆久) 選択 179 : ◯議長 選択 180 :
◯企画財政部長 選択 181 : ◯議長 選択 182 : ◯11番議員(山内隆久) 選択 183 : ◯議長 選択 184 :
◯企画財政部長 選択 185 : ◯議長 選択 186 : ◯11番議員(山内隆久) 選択 187 : ◯議長 選択 188 :
◯企画財政部長 選択 189 : ◯議長 選択 190 : ◯11番議員(山内隆久) 選択 191 : ◯議長 選択 192 :
◯企画財政部長 選択 193 : ◯議長 選択 194 : ◯11番議員(山内隆久) 選択 195 : ◯議長 選択 196 :
◯企画財政部長 選択 197 : ◯議長 選択 198 : ◯11番議員(山内隆久) 選択 199 : ◯議長 選択 200 :
◯企画財政部長 選択 201 : ◯議長 選択 202 : ◯11番議員(山内隆久) 選択 203 : ◯議長 選択 204 :
◯企画財政部長 選択 205 : ◯議長 選択 206 : ◯11番議員(山内隆久) 選択 207 : ◯議長 選択 208 : ◯企画政策課長 選択 209 : ◯議長 選択 210 : ◯11番議員(山内隆久) 選択 211 : ◯議長 選択 212 : ◯企画政策課長 選択 213 : ◯議長 選択 214 : ◯11番議員(山内隆久) 選択 215 : ◯議長 選択 216 :
◯企画財政部長 選択 217 : ◯11番議員(山内隆久) 選択 218 : ◯議長 選択 219 : ◯12番議員(石田良雄) 選択 220 : ◯議長 選択 221 : ◯教育部長 選択 222 : ◯議長 選択 223 : ◯12番議員(石田良雄) 選択 224 : ◯議長 選択 225 : ◯教育部長 選択 226 : ◯議長 選択 227 : ◯12番議員(石田良雄) 選択 228 : ◯議長 選択 229 : ◯教育部長 選択 230 : ◯議長 選択 231 : ◯12番議員(石田良雄) 選択 232 : ◯議長 選択 233 : ◯教育長 選択 234 : ◯議長 選択 235 : ◯12番議員(石田良雄) 選択 236 : ◯議長 選択 237 : ◯市民生活部長 選択 238 : ◯議長 選択 239 : ◯12番議員(石田良雄) 選択 240 : ◯議長 選択 241 : ◯市民生活部長 選択 242 : ◯議長 選択 243 : ◯12番議員(石田良雄) 選択 244 : ◯議長 選択 245 : ◯市民生活部長 選択 246 : ◯議長 選択 247 : ◯市長 選択 248 : ◯12番議員(石田良雄) 選択 249 : ◯議長 選択 250 : ◯議長 選択 251 : ◯議長 選択 252 : ◯議長 選択 253 : ◯市長 選択 254 : ◯議長 選択 255 :
◯企画財政部長 選択 256 : ◯議長 選択 257 : ◯議長 選択 258 : ◯議長 選択 259 : ◯議長 選択 260 : ◯議長 選択 261 : ◯議長 選択 262 : ◯議長 選択 263 : ◯16番議員(柏原功) 選択 264 : ◯議長 選択 265 : ◯福祉部長 選択 266 : ◯議長 選択 267 : ◯議長 選択 268 : ◯議長 選択 269 : ◯議長 選択 270 : ◯議長 選択 271 : ◯議長 選択 272 : ◯議長 選択 273 : ◯6番議員(野中幸夫) 選択 274 : ◯議長 選択 275 : ◯建設産業部長 選択 276 : ◯議長 選択 277 : ◯議長 選択 278 : ◯議長 選択 279 : ◯議長 選択 280 : ◯議長 選択 281 : ◯議長 選択 282 : ◯5番議員(加藤哲生) 選択 283 : ◯議長 選択 284 : ◯建設産業部長 選択 285 : ◯議長 選択 286 : ◯5番議員(加藤哲生) 選択 287 : ◯議長 選択 288 : ◯建設産業部長 選択 289 : ◯議長 選択 290 : ◯5番議員(加藤哲生) 選択 291 : ◯議長 選択 292 : ◯建設産業部長 選択 293 : ◯議長 選択 294 : ◯5番議員(加藤哲生) 選択 295 : ◯議長 選択 296 :
◯企画財政部長 選択 297 : ◯議長 選択 298 : ◯16番議員(柏原功) 選択 299 : ◯議長 選択 300 : ◯市民生活部長 選択 301 : ◯議長 選択 302 : ◯22番議員(岩本一三) 選択 303 : ◯議長 選択 304 : ◯建設産業部長 選択 305 : ◯議長 選択 306 : ◯22番議員(岩本一三) 選択 307 : ◯議長 選択 308 : ◯22番議員(岩本一三) 選択 309 : ◯議長 選択 310 : ◯建設産業部長 選択 311 : ◯議長 選択 312 : ◯22番議員(岩本一三) 選択 313 : ◯議長 選択 314 : ◯建設産業部長 選択 315 : ◯議長 選択 316 : ◯22番議員(岩本一三) 選択 317 : ◯議長 選択 318 : ◯建設産業部長 選択 319 : ◯22番議員(岩本一三) 選択 320 : ◯議長 選択 321 : ◯建設産業部長 選択 322 : ◯議長 選択 323 : ◯6番議員(野中幸夫) 選択 324 : ◯議長 選択 325 : ◯市民生活部長 選択 326 : ◯議長 選択 327 : ◯6番議員(野中幸夫) 選択 328 : ◯議長 選択 329 : ◯市民生活部長 選択 330 : ◯議長 選択 331 : ◯6番議員(野中幸夫) 選択 332 : ◯議長 選択 333 : ◯市民生活部長 選択 334 : ◯議長 選択 335 : ◯6番議員(野中幸夫) 選択 336 : ◯議長 選択 337 :
◯企画財政部長 選択 338 : ◯議長 選択 339 : ◯6番議員(野中幸夫) 選択 340 : ◯6番議員(野中幸夫) 選択 341 : ◯議長 選択 342 :
◯企画財政部長 選択 343 : ◯議長 選択 344 : ◯6番議員(野中幸夫) 選択 345 : ◯議長 選択 346 :
◯企画財政部長 選択 347 : ◯議長 選択 348 : ◯副市長 選択 349 : ◯議長 選択 350 : ◯6番議員(野中幸夫) 選択 351 : ◯議長 選択 352 : ◯福祉部長 選択 353 : ◯議長 選択 354 : ◯6番議員(野中幸夫) 選択 355 : ◯議長 選択 356 : ◯高齢福祉課長 選択 357 : ◯議長 選択 358 : ◯6番議員(野中幸夫) 選択 359 : ◯議長 選択 360 : ◯福祉部長 選択 361 : ◯議長 選択 362 : ◯6番議員(野中幸夫) 選択 363 : ◯議長 選択 364 : ◯福祉部長 選択 365 : ◯議長 選択 366 : ◯2番議員(森耕治) 選択 367 : ◯議長 選択 368 : ◯建設産業部長 選択 369 : ◯議長 選択 370 : ◯6番議員(野中幸夫) 選択 371 : ◯議長 選択 372 : ◯市民生活部長 選択 373 : ◯議長 選択 374 : ◯6番議員(野中幸夫) 選択 375 : ◯議長 選択 376 : ◯福祉部長 選択 377 : ◯議長 選択 378 : ◯6番議員(野中幸夫) 選択 379 : ◯議長 選択 380 : ◯市民生活部長 選択 381 : ◯議長 選択 382 : ◯議長 選択 383 : ◯議長 選択 384 : ◯議長 選択 385 : ◯議長 選択 386 : ◯議長 選択 387 : ◯議長 選択 388 : ◯議長 選択 389 : ◯議長 選択 390 : ◯議長 選択 391 : ◯議長 選択 392 : ◯議長 選択 393 : ◯議長 選択 394 : ◯議長 選択 395 : ◯6番議員(野中幸夫) 選択 396 : ◯議長 選択 397 : ◯8番議員(近藤みどり) 選択 398 : ◯議長 選択 399 : ◯6番議員(野中幸夫) 選択 400 : ◯議長 選択 401 : ◯6番議員(野中幸夫) 選択 402 : ◯議長 選択 403 : ◯8番議員(近藤みどり) 選択 404 : ◯議長 選択 405 : ◯6番議員(野中幸夫) 選択 406 : ◯議長 選択 407 : ◯6番議員(野中幸夫) 選択 408 : ◯議長 選択 409 : ◯7番議員(足立詔子) 選択 410 : ◯議長 選択 411 : ◯議長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 議 事 の 経 過
◯議長 本日の出席議員は定足数に達しておりますので、延会前に引き続き、ただいまから本日の会議を開きます。
(午前10時00分)
2: ◯議長 地方自治法第121条第1項の規定により、説明のため本日の会議に出席した者の職、氏名は、お手元に配付いたしております名簿のとおりでございます。
本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。
なお、日程第2、議案第83号の訂正の件につきましては、本日午前9時30分開催の議会運営委員会で了承され、日程第1の一般質問終了後、当局より訂正内容の説明の後、質疑、討論、採決を行うことが決定されておりますので、よろしくお願い申し上げます。
日程第2終了後、各議案及び発議に対する質疑に入り、質疑終了後、各議案及び発議は各常任委員会へ付託し、人事関係議案につきましては、委員会付託を省略し、討論、採決を行いますので、よろしくお願い申し上げます。
日程第1 一般質問
3: ◯議長 日程第1、一般質問に入ります。
9番、議席番号13番、
山本雄一議員の質問を一問一答方式で行います。
山本雄一議員、どうぞ。
4: ◯13番議員(
山本雄一) おはようございます。13番、
山本雄一でございます。
議長の許可を頂きましたので、通告に従いまして、質問をさせていただきます。
テーマは、行政のデジタル化についてであります。その中でまず、住民サービス向上についてということで質問させていただきたいと思います。
今年は新型コロナで、もう1年を過ぎようとしております。まだまだコロナ禍というのは落ち着かなくて、来年もこの状況が続きそうな中にありまして、私たちの生活が大分それと共に過ごしていく方向性に変わってきているのかなというふうに感じます。本当に今回、国会でも、来年の通常国会で審議されて、令和3年の秋ぐらいにデジタル庁というのが設置されるということになっております。それについてこれからどんどんどんどん議論が進むと思うんですが、本当に世の中が変わってしまった感があります。
最初に、これ、大事なことだなと私思っているんですが、デジタル化というのは目的ではなくて、あくまでもこれは手段であると。目的は、じゃ、何かといいますと、これは平井デジタル担当大臣の記者発表にもありましたが、あくまでもこれは生産性の向上なんだと、社会全般における生産性の向上であると、また同時に利用者の利便性のこれも向上であるということを最重要視して、これから制度設計していくということを言われておりました。
まさにそうだなと思います。具体的に私たちは民間でいろいろな仕事に携わっておりますけれども、生産性の向上という意味では、例えば、オンラインで仕事ができるようになったわけです。もう通勤しなくてよくなっています。例えば今まででしたら、大阪にいたら東京の本社のほうに月に1回新幹線に乗って会議に出るというようなことをやっていたわけなんですが、往復だけで5時間、新幹線で3万円かけてやっていたわけです。それが、インターネットのウェブ会議を通じてできるようになった。私、お客さんとのやり取り、あるいは業者とのやり取りでもウェブ会議で実際に商談したりしておりますので、本当に移動のロスがなくなっています。これ、生産性向上しているあかしだと思います。また、利便性の向上という意味では使う側の話になってくると思うんですけれども、私が昔、営業マンをやっていた頃というのは、仕事をして夜、事務所に戻ってきてから日報なんかを書いておりましたが、現在は、現場でスマホで写真を撮って、そしてしゃべったものが文章になって送って完了してしまうと、物すごく、こちら使う側が便利になっているなということを体感しております。
そのほかにも、初診のオンライン診療も限定的ではありますが始まりましたし、大学生の皆さんにとっては残念かもしれませんが、でも、オンラインの教育を通じて勉強は進むことができる、そんな世の中に本当になってきているのかなと思います。一方で、特定給付金の際には、自治体によって、システムの仕様が統一されていないということもあったんでしょうが、10万円の給付に対して早くできるところ、そうでないところというばらつきが出てきました。これは、そういったシステムの仕様が統一されていないということの課題が見えたのだろうなと思います。
先ほどの平井大臣の話なんですが、一番重要なことは何かということで、彼らはもう今までの考え方をごっそり変えるんだと。民間からそういうIT人材を募集して、議論は全部オープンなんです。私たちもインターネットを通じて見ることができます。そんな中に、自治体の職員がいろんなアイデアをどうも応募してきているみたいです。すごい数で、それを一個一個確認しているそうなんですが、実際に対面でその人たちも呼んで会議もやっている。それもオープンになっている。実際職員だけじゃなくて、高校生や中学生、興味のある子たちが、そういう意見を投稿してきているそうです。物すごいスピードで世の中変わっているなというのを感じている次第であります。
そこで、先ほども言いましたが、平井大臣が利用者の利便性の追求というのが最重要事項なんだと。そのためには、行政においては1,741の市区町村のシステムの仕様を統一するんだということを非常に強くおっしゃっているように思います。
12月3日、日経新聞にも出ておりましたが、2025年を目標に17の情報システムを対象として、仕様の統一を進めるということが報道されておりました。住民基本台帳ですとか固定資産税、個人住民税などなど、総務省、内閣府、文科省、厚労省と17のものが、今のところ議論の対象になっているように思います。
あと、情報システムを統一しても、じゃ、実際、何でひもづけるかという話になると、この後議論が出てきますが、マイナンバーカード、ここの普及が絶対重要なんだろうなと。これはもう今年度の3月には6割の医療機関や薬局でマイナンバーカードを使えるようにしていくんだと。健康保険証の利用をどんどんどんどん進めていくと。2026年には、運転免許証としても使えるようにしていくんだというふうな話が出ております。
今言ったようなデジタル化によって、行政手続などにおいて私たち住民が来庁しなくてよくなれば、その分窓口対応というのが多分減ると思うんです。そうすると職員の皆さんは、もっと質の高い、本当に困って現場に見えている方のために時間を使うことができると、行政の質の向上も見込まれるのかなと思います。デジタル化だけで当然行政できなくて、アナログの部分もたくさん残るわけなんです。いずれにしても、今は行政側がサービスを提供する側の視点だけで考えるのではなくて、やはり、行政サービスを受ける側、住民側の視点も非常に大切になってくるのではないかなと思っています。これらを前提としまして、これからのデジタル化に向けてあま市の対策について、質問をさせていただきたいと思います。
まず1問目です。現時点における行政手続等でオンライン化できている件数についてお尋ねします。
5: ◯議長 企画財政部長。
6:
◯企画財政部長 現在、オンライン化できている件数につきましては、住民票の写し交付申請、所得証明交付申請、公文書開示請求など、40の手続がオンライン化されております。
以上でございます。
7: ◯議長
山本雄一議員。
8: ◯13番議員(
山本雄一) 40のうち住民が来庁しなくてよい手続の件数を教えてください。
9: ◯議長 企画財政部長。
10:
◯企画財政部長 39件でございます。
11: ◯議長
山本雄一議員。
12: ◯13番議員(
山本雄一) そうしましたら、39件は来庁しなくてもいいということなんですけど、そのために、オンラインの申請のほかに何か私たち住民はすることがあるんでしょうか。
13: ◯議長 企画財政部長。
14:
◯企画財政部長 オンライン申請以外で住民の皆様がやっていただくということになりますと、行政手続におきまして来庁不要となるものは、今のところは郵送での手続となってございます。
以上でございます。
15: ◯議長
山本雄一議員。
16: ◯13番議員(
山本雄一) ありがとうございます。
そうしましたら、次、小項目の3個目になりますが、住民が来庁不要となるような対策の検討状況についてお尋ねします。
17: ◯議長 企画財政部長。
18:
◯企画財政部長 現在、窓口における申請、届出につきましては、本人確認、押印、添付書類等の有無などの調査を行っているところでございます。
今後は、その調査内容を整理いたしまして、押印省略の検討や手数料の決済方法について、他市の状況を研究しながら進めていくことを考えておるところでございます。
以上です。
19: ◯議長
山本雄一議員。
20: ◯13番議員(
山本雄一) 分かりました。
今、あま市では税金なんかはコンビニで納付ができるようになったと思います。それによって私たち、利便性は高まったなと考えておるんですが、こういった税等の納付率には変化はあったんでしょうか。
21: ◯議長 総務部長。
22: ◯総務部長 コンビニ収納につきましては、納税環境を整備し、利便性を向上させる目的で平成24年度より導入しているところでございます。
コンビニ収納が収納率に直接的に影響があったかどうかの検証については、なかなか難しくて判断しかねるところでございますが、いずれにしましても、コンビニ収納導入以降、その取扱件数は年々増加しておりまして、そういったことで利便性の向上そして住民サービスの向上につながったと考えております。
以上でございます。
23: ◯議長
山本雄一議員。
24: ◯13番議員(
山本雄一) そうですね、確かに納付率まではなかなか難しいかと思いますが、今、部長の答弁ありましたとおり、取扱件数は増えている、つまり、便利だということです。銀行というのはもう時間が決まっているものですから、その時間でないと受け付けてもらえなかったのが、コンビニですと24時間ということだと思います。
そういった利便性というのがキーワードになると思うんですが、その利便性から考えますと、例えば、今、行政手続40件のうち39件が来庁不要にできる。ところが、そのためには、郵便小為替で郵送して手数料を納付して、それで返送してもらうような形を取っているんです。例えば法務局なんか、私は仕事でよく使うんですが、登記簿謄本なんかはインターネットで申請をして、インターネットバンキングで決済すると翌日には郵送で送られてくると。しかも、窓口で紙に手で書いてやるよりも安いんです。そういった利便性がすごくいいので、そういったトータルで考えていきますと、いろんなものを役場まで来なくてもやれるようにしていくのがいいんじゃないのかなと個人的には思います。また、新型コロナの感染リスクを下げるという意味でも来庁しない方向性がいいのかなと思うんですが、そういった点から、住民の安全や利便性を高める、今度はコンビニ納付でなくてコンビニ交付の話なんですが、交付というのは有効だと思いますが、導入に対していろいろ課題があるかと思います。今、現状の課題についてお尋ねします。
25: ◯議長 市民生活部長。
26: ◯市民生活部長 コンビニエンスストア、コンビニでの住民票等の証明書の交付ということで、答弁させていただければと思います。
現在、本市ではコンビニでの住民票等の証明書の交付は行っておりません。ですが、コンビニエンスストア、コンビニでの住民票等の証明書の交付につきましては、マイナンバーカードの所有が必須となります。そのことから、今後、国の進めるマイナンバーカードの普及促進やコンビニ交付の導入による効果について調査研究をして、導入の必要性について慎重に検討してまいりたいと考えているところでございます。
以上でございます。
27: ◯議長
山本雄一議員。
28: ◯13番議員(
山本雄一) 新庁舎建設でまた皆さんなかなか3つの拠点に取りに行けるのが1つになると、利便性の観点からも必要かと思いますので、いろいろと研究調査していただいて進めていただきたいなと思います。
4項目めに移ります。
住民が来庁不要となる行政手続等の、今の、もうちょっと細かい話なんですが、決済方法についてお尋ねします。
29: ◯議長 企画財政部長。
30:
◯企画財政部長 現在のところ、先ほど議員からのお話にもございました郵便小為替と納付書による払込みをしてございます。
以上でございます。
31: ◯議長
山本雄一議員。
32: ◯13番議員(
山本雄一) 昔の、誰か身内で人が亡くなったりすると、戸籍を追ってということで、今住んでいない昔の住所のあるところに郵送して手続をするというときに、こういった形を取っていますね、実際。でも、あま市に住んでいる人がこれをやるかというと多分やらないですね。郵便局に行くぐらいだったら、多分来庁されると思います。
ただ、時間的に来庁時間に来れない人というのがいらっしゃって、今は電話で予約をしておくと土曜日とか取りに行けるような形を取っていただいていると思うんですけれども、できるだけこれは、このデジタル化にというのはあくまで手段で、目的としては利便性の向上ですから、そういう意味で決済方法を増やしていくことも検討してほしいなと思っています。
先ほど申し上げましたインターネットバンキングですとかクレジットカード決済、こういうものが将来的に必要ではないかと思います。これらの導入に対しての課題について、今どのように考えているか、お答え願います。
33: ◯議長 企画財政部長。
34:
◯企画財政部長 ネットバンキングやクレジットカード決済などの決済の導入につきましては、決済手数料が必要となってくることが課題となるというふうに認識をしておりますが、現在においては具体的な取組には至っていないのが現状でございます。
以上でございます。
35: ◯議長
山本雄一議員。
36: ◯13番議員(
山本雄一) 銀行の振込手数料自体も今後安くなっていくと思われますし、実際、銀行にもよりますけれども、個人から法人等への振込は手数料が無料だったりしますので、できるだけそういう方面で、行政側にも負担がかからないと思うんですよね、振込に関しては、振込人が払うものですから。そういう意味ではインターネットバンキングなんかも、ホームページを通じて決済できるような仕組みは研究していただきたいと思います。クレジットカードも決済手数料確かに高いですけれども、金額の小さな手数料であれば、200円だの500円だの手数料であれば、仮に7%、8%取られてもそれほど大きな金額ではないのかなと思いますので、こういった対象スコープを絞ってやれるようなことも研究していただければなと思います。
次です。中項目2つ目で、市行政のデジタル化に向けた取組についてということでお尋ねをしてまいります。
まず最初に、行政手続等のオンライン化に向けた課題分析についてお尋ねいたします。
37: ◯議長 企画財政部長。
38:
◯企画財政部長 行政手続等のオンライン化の主な課題には、本人確認、押印、添付資料、交付方法、手数料などを解決する必要がございます。
本人確認と押印では解決する有効な手段といたしまして、マイナンバーカードの公的個人認証サービスが挙げられます。この場合、マイナンバーカードを持っていることと、マイナンバーカードの公的個人認証を読み取ることができるパソコンと、ICカードリーダー、もしくはマイナンバーカードの公的個人認証を読み取ることが可能なスマートフォンが必要となります。このため、マイナンバーカードの交付率が、本人確認と押印の課題となってまいります。
添付資料では、押印がされた原本を添付資料としている手続につきまして、郵送か来庁にて提出していただく必要がございます。手数料では、現在は納付書または郵便小為替となっているため、オンライン申請においても郵送のやり取りが発生しており、郵送申請と変わらない状況となっております。職員側では、行政手続をオンライン化するために、各行政手続がオンライン化可能であるかの検討や、オンライン申請の様式の作成、審査・交付事務の運用方法の見直しなどの準備に多くの作業が発生することが課題となってまいります。
以上でございます。
39: ◯議長
山本雄一議員。
40: ◯13番議員(
山本雄一) いろいろと課題があります。一番大きなのはやはりマイナンバーカードの普及なんだろうなとは思います。これが、もうちょっと普及していくと、非常に効率化されていくのかなと思います。これは待つしかないですね。
では再質問になるんですけれども、今お話がありました添付資料については原本を添えなきゃいけないもの等々は別として、そうでないものがもし仮にあった場合に、例えばPDF等にして、オンラインで申請提出できないか、できないとしたらその課題についてどういったものがあるか、お尋ねいたします。それから、答弁の中にありましたが、職員側がそういった行政手続をオンライン化するため、いろいろと可能かどうかの検討なども準備が必要だということだと。その準備の進捗状況についてお尋ねいたします。
41: ◯議長 企画財政部長。
42:
◯企画財政部長 まず、1点目、PDF等によるオンライン提出のための課題という御質問だったかと思います。こちらでございますが、添付資料のオンライン提出時の課題につきましては、添付資料が原本に限られる場合でございます。例えば、押印がされました資料の提出を求められることや、原動機付自転車の廃車時に必要な標識、ナンバープレートでございますが、こちらの返納など書類でない添付資料が求められることがございます。
2つ目の御質問ですが、行政の手続のオンライン化のための準備の進捗状況ということだったと思います。こちらでございますが、行政手続をオンライン化するための電子申請システムについては、既にこれまでも使用しておるところでございます。対象となる行政手続を決定し、様式の登録を行えば使用可能でありますので、引き続き庁内におきまして、行政手続のオンライン化へ向けた周知を図ってまいりたいと考えております。
また、オンライン化への課題の一つであります押印の省略につきましては、繰り返しになりますが現在検討を始めたところでございまして、手数料の支払い方法につきましては今後、調査研究をしてまいりたいと考えております。
以上でございます。
43: ◯議長
山本雄一議員。
44: ◯13番議員(
山本雄一) 承知いたしました。いろいろすぐになかなか取り組めないことはあろうかと思いますが、しっかり関係部署と調整していただいて、できるだけ最初のほうでお話ししましたように、住民サービスの利便性という視点から、どんどんどんどん利便性の方向に動いていっていただけたらなと思います。
これ、私も体験していますし、周りから声があるので、1つ具体的な例で質問させていただこうと思っています。
公共施設の利用のシステムなんですが、団体登録してある場合、例えば、グラウンドの予約なんか、これはほかの同僚議員のほうからも出ているかもしれませんけれども、1週間前までに予約を完了しておく必要があると。何らかの事情で予約をしていた団体が、利用日の例えば3日前ぐらいにキャンセルをした場合、1週間前に予約をしなければいけませんので、ほかの団体は使いたくても使えない状況が発生しちゃいます。せっかくある施設が利用されないで、もちろん収入もあま市側としては入ってこないわけであります。どうして1週間かかるのかということをいろいろ調べたところ、書類のやり取りに、決裁もらうためにやり取りがあったりだとか、納付書の作成に時間がかかるというような回答だったかと思います。もちろんそうなんですね。いきなりすぐには改善できないと思いますけれども、今言ったようなことは、デジタル化という観点からすると本当にリアルタイムでできてしまうような話かと思いますので、今後の課題として、こういったことは研究していただきたいなと思います。
例えば、消防団の、私も消防団に入っておりますけれども、毎年の更新もこの時期に紙がやってきまして、書類を書いて、判こを押してということで、団長さんが取りまとめをして提出しているという状況なんですが、これも押印の話もありますけれども、必要であればもちろんそのとおりでやってもらえばいいと思うんですが、もしそうでないということであれば、1つずつそういったことは検討していただきたいと。こういった業務の見直しは今後検討していただけますでしょうか。
45: ◯議長 企画財政部長。
46:
◯企画財政部長 今、御質問いただきました施設の利用予約については1週間前までしか受け付けていないけれどもという中での、企画財政部所管の公共施設の予約の流れで御説明をさせていただきたいと思います。
今、議員のほうから御紹介がございましたように、利用に当たっての申請があった翌日に、これはオンラインの関係でございますが、予約内容の確認をし、書類をお送りさせていただく。その後、施設使用料の納付確認をして、予約の許可という手順となります。郵送でのやり取りが伴う関係から1週間が必要という現状でございます。
施設によっては、夜間の利用がない場合には、開館していない施設も企画財政部の所管ではございまして、夜間の利用申込みがあった際には、管理人の方をお願いする必要も出てまいります。そういったときのために調整する時間も必要ということで、この1週間の中に含んでございますので、御理解を賜りたいというところでございますが、今、議員のほうからも、お話がございましたようにオンライン化、デジタル化というのか分かりませんが、進めていく中で、1つずつ改善できればということで、今後研究してまいりたいと思います。
以上でございます。
47: ◯議長
山本雄一議員。
48: ◯13番議員(
山本雄一) 書類の関係は本当にデジタル化すればすぐに解決する話だと思うんですが、多分納付の部分がキーになってくるのかなと思います。トータルで、例えば今1週間のやつが3日になるだけでも僕はすごい改善だと思いますので、一つ一つできることを検討して実施していただけたらなと思います。
次の小項目の2のほうに移ります。
庁内ネットワークの現状分析、そして今後の課題についてお尋ねいたします。
49: ◯議長 企画財政部長。
50:
◯企画財政部長 本市におきましては総務省の指針に準じまして、インターネット系、LGWAN系、基幹系の3つのネットワークを分離したネットワーク構成となっております。
職員が行う業務は、インターネットから分離したLGWAN系ネットワークで多く行っておりますため、テレワークなど外部接続により使用するには、ネットワーク設計の見直しと、機材の確保とその経常的な経費が必要になってまいります。自治体のネットワークの方針の見直しを総務省も行っているところであり、その状況によって、今後の本市のネットワーク構成の見直しを行っていく必要がございます。ネットワーク構成の見直しには機器の構成や運用方法などの大がかりな変更が必要となりますので、機器の更新時や新庁舎の開庁に合わせて進めていく必要があると認識しております。
以上でございます。
51: ◯議長
山本雄一議員。
52: ◯13番議員(
山本雄一) 本当にサイバー攻撃がありますので、簡単にVPNでやっていいのかという問題もあります。実際、VPN、仮想での専用回線なんですが、これを使っている企業がサイバー攻撃を受けて情報が流出したという報道もつい最近ありました。
私が10年ほど前に勤めていたときは、VPNで会社のシステムに入っていろんな作業をしておりましたけれども、その当時よりもITを使って悪いことする人たちの技術も上がっているみたいなんです。なので、そこら辺のセキュリティーをしっかりと考えながら、テレワークできるようなネットワークはぜひ研究していただきたいと思います。
1つ事例として言いますと、富士通なんかは事務所を半分に減らして在宅勤務にしていくんだということをこのコロナが出た当時にそういう報道がありました。実際、富士通の社員と話しても、そういうような形のことを言っていました。ただ、基幹業務のどうしても会計や財務に関わるようなところは出社してやっていると。なので、スコープをきちっとして、これは、やっぱり外からの侵入は防いだほうがいいとか、そういうようなことも1つ対策になるのかどうか分かりませんけれども、研究していただければなと思います。
それで先ほど、まだ研究途上ですが、コンビニの交付のことをちらっとお話ししました。これは行政側のデータが証明書交付センターというところに、これはLGWAN回線でつながっているんですけど、この証明書交付センターとコンビニが専用回線で多分つながっていくと思うんですね。こういうことが現実行われている状況で、総務省の方向性も見ながらということなんですが、今後、しっかりと研究、もう一度確認なんですが、研究していくことについて、確認でお尋ねします。
53: ◯議長 企画財政部長。
54:
◯企画財政部長 今、御指摘にありました総務省の方向性をということであります。新庁舎に向けてのネットワークの構築におきまして、総務省の現在出ております指針を基にあま市において、どのようなネットワーク構成が将来的で有効であるのかということを、今研究し始めているところでございます。
今後、勉強という意味で進めてまいりますので、御理解を頂きたいと思います。
以上でございます。
55: ◯議長
山本雄一議員。
56: ◯13番議員(
山本雄一) では、次3項目めです。こういった様々今まで見てきましたとおり、研究しなきゃいけないことが、物すごい量であると思います。そうしますと、やはりこういったことを、国も今、デジタル庁という、霞が関で幾つかある縦割りの状況を一括して統括してやるところを、デジタルに関してつくったわけです。それと同じにする必要は当然ないんですが、あま市の中でも全庁的に調整できるような、そういった情報システムに関する組織が必要なんじゃないかなと思っております。そういった組織の検討はされていますでしょうか。
57: ◯議長 企画財政部長。
58:
◯企画財政部長 今、組織の検討ということでございますけれども、現段階におきましては検討という流れは正直まだございませんが、人事を扱う企画財政部といたしましては、今後のそういった国の流れを見据えまして、対応できる職員の配置をしたそういう部署、係等を検討していく必要があるという考えは持っております。
以上でございます。
59: ◯議長
山本雄一議員。
60: ◯13番議員(
山本雄一) すみません、私、ちょっと順番を間違えちゃいました。
3項目めはこの組織の前に現状確認したかったので、こういったITに精通した人材、現状どのように配置されているかをお尋ねいたします。
61: ◯議長 企画財政部長。
62:
◯企画財政部長 まず、ITに精通した人材の配置ということで御回答させていただきます。
現在、情報処理を専門として採用した職員については在籍はございません。情報処理担当職員といたしましては、企画財政部企画政策課情報統計係に情報処理担当職員2名を配置しているところでございます。しかしながら、他業務が繁忙であるという状況がございます中で、体制が手薄な状況であるというところでございます。
以上でございます。
63: ◯議長
山本雄一議員。
64: ◯13番議員(
山本雄一) 今、2名がそういう情報担当の職員だと。この2名についてで結構なんですが、配属前後においてどのような研修を受けられていますでしょうか。
65: ◯議長 企画財政部長。
66:
◯企画財政部長 この2名の配属前の研修ということでございますが、情報処理担当職員は配属の前においては、特段研修を受けておるということはございません。ただ、配属後におきましては、国や県等による情報関係の講義形式の研修でありますとか、自席で取り組むことができますe-ラーニング、といった研修を受けてございます。
以上でございます。
67: ◯議長
山本雄一議員。
68: ◯13番議員(
山本雄一) それで4項目めに入るんですけれども、先ほどこれで組織、検討しているかということでお答えを頂きましたが、そのお答えに対しての再質問という形になるんですけれども、先ほど、当初から述べていますとおり、デジタル化が喫緊の課題になっている状況で、やらなきゃいけないことが物すごいたくさんあると思います。そんな中で今の配置状況では非常に大変なのかなと、職員の方も大変ですし、まとめられなかったことによって行政の職員の皆さんの仕事もちっとも負担が減りませんし、ということはどういうことかというと、我々住民サービスのほうも利便性が高まらないと。誰も得をしていない状況だと思います。そういう意味では、もちろん新庁舎のこともありますので、検討していただきたいと思っていますが、仮に、将来的にそういった組織をどんな形かは別として、つくるとしたらどれぐらいの規模のものを検討する予定か、もし分かればお答えください。
69: ◯議長 企画財政部長。
70:
◯企画財政部長 現在におきまして、国におけるデジタル庁が発足し行う業務といたしましては、国と自治体のシステムを統一すること、それからマイナンバーカードの普及促進、行政手続のオンライン化、医療や教育分野におけるIT活用の規制緩和などがございます。
基礎自治体におけます業務の全容がまだはっきりとはしておりませんので、当市におきまして配置が必要な人員数などについては、まだ確定できないと思っております。今後も、国、県、近隣の自治体、そういったところの状況を注視しながら、必要な対応を進めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
71: ◯議長
山本雄一議員。
72: ◯13番議員(
山本雄一) 組織のほうはおいおい考えていただくとしまして、どちらにしても、じゃ、仮に組織を、箱をつくってもそこに入れる人材が必要なわけです。こういったITに精通した人材の育成ですとか、現在の職員を育成するということですね、あるいは、新たに採用するという意味での確保の取組状況についてお尋ねします。
73: ◯議長 企画財政部長。
74:
◯企画財政部長 職員の人材育成につきましては、現在の担当職員が副担当職員等へ指導を行い、知識の習得を行っているというスタイルでございます。
しかし、昨今のIT技術の進歩によりまして内容は高度専門化しており、OJTでの育成も困難になりつつあるところでございます。Off-JT研修なども活用し、必要な知識の習得に努めているところでもございます。
また人材確保につきましては、市としてどういったスキルを求め、また、どのような業務を任せるか、そして採用試験を行うに当たり応募者の経歴やスキル、こちらをどう判断して採用していくのかということを検討していく必要がございます。国においても国家公務員採用試験におきまして、デジタル分野の専門人材を募るという新たな枠の導入について検討を始めたとの報道があったところでございます。検討状況を注視しながら、国における政策の流れに対応できればというふうに考えております。
以上でございます。
75: ◯議長
山本雄一議員。
76: ◯13番議員(
山本雄一) 情報技術、ITに精通した人材としては、多分行政側においてどういう人が必要なのかなと推察しますと、導入するシステムのシステム会社さんとある程度技術的な話ができる必要があるのかなと思います。これは土木分野でも一緒だと思うんです。普通の文系を出た方ではなかなか対応は難しいのかなと思うわけです。そういう意味ではまず職員の中で、例えば、基本情報技術者ですとか応用情報技術者、それは幾つも上は切りがありませんけれども、こういった国家資格を保有している人は一体どれぐらいいらっしゃるか、把握されていたら教えてください。
それから、全くそういう素養のない職員を、例えば、この組織に異動させるとした場合、どれぐらい人材育成に期間が必要と考えていらっしゃるでしょうか。
それから、もう一つは、新卒の職員を募集する際に、そういった資格保有者の採用は検討されていますでしょうか。
以上、3点です。
77: ◯議長 企画財政部長。
78:
◯企画財政部長 まず1点目でございます。基本情報技術者や応用情報技術者の国家資格保有者はいるのかという御質問だったかと思います。
現在、資格保有者につきましては自己申告におきまして申告している者は数名あるというふうで把握をしておりますが、情報技術の国家資格保有者として採用したという形の職員はございません。
2点目でございます。職員の人材育成にどの程度の期間が必要であるかという御質問だったと思います。お答えはどの程度までの業務に対応しなければならないかによって異なってくると考えられますので、今後のデジタル庁の検討状況等を注視しながら、必要な研修等の体制も整えてまいりたいと考えてございます。
3点目でございます。新規採用職員募集でございます。資格保有者の採用は検討しているかとのことでございますが、その必要性については十分認識をしておるところでございますが、採用するところまでには至っておりません。こちらにつきましても、国等の状況を検討して、進めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
79: ◯議長
山本雄一議員。
80: ◯13番議員(
山本雄一) 若い人のほうが、多分いろんな意味で早いと思いますので、新卒の段階でそういったことにそういう学部を出られた方ですとか、あるいは学部を出てなくても好きで資格を持っているような方なんかは非常に有効な形が取れるのかなと思いますので、ぜひとも検討していただきたいと思います。
次、最後、6項目めになります。
今までずっといろいろ細かいお話をさせていただきました。最終的に、トータルとしてあま市の行政のデジタル化に向けた今後の方針についてお尋ねいたします。
81: ◯議長 企画財政部長。
82:
◯企画財政部長 今後の方針でございますが、国や他の自治体の動向や最新のデジタル技術の情報収集を行い、国の補助事業等を活用し進めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
83: ◯議長
山本雄一議員。
84: ◯13番議員(
山本雄一) 分かりました。確認になりますが、先ほど途中で申し上げましたような、例えば予約システムですとかそういったことも含めて、現時点において必要なシステム改修ですとか、あるいは人材の確保について進めていくということでよろしいでしょうか。確認です。
85: ◯議長 企画財政部長。
86:
◯企画財政部長 システム改修につきましては、必要度や内容に応じて進めてまいりたいと考えております。人材確保におきましても、できる限りそういった対応は可能であるという職員の採用も考えてまいりたいと思っております。
以上でございます。
87: ◯13番議員(
山本雄一) 以上です。
88: ◯議長 9番の質問を終わります。
消毒のため、しばらくお待ちください。
次に、10番、議席番号16番、柏原功議員の質問を一問一答方式で行います。
柏原功議員、どうぞ。
89: ◯16番議員(柏原功) 16番、柏原功でございます。
議長のお許しを得ましたので、通告に従いまして、質問をさせていただきます。
行政手続の効率化についての質問でございます。今回は、死亡に関する手続の効率化について質問をさせていただきます。
家族の中で誰かが亡くなると、遺族等は死亡届を市役所に提出いたします。その後、初七日が終わり少し落ち着いた頃に、遺族等はもう一度市役所で死亡に関する手続をすることとなります。以前から、葬儀の後、市役所での死亡に関する手続は実に煩雑だと伺っておりました。個々の家族の状況によっても違いますが、家族が亡くなるとこんなにもやることがあるのかというくらい死亡に関する手続がございます。悲しみの中で慣れない手続で時間もかかり、負担となっております。御遺族は御家族を亡くされた後、すぐに気持ちの整理のできないまま喪主となり、精神的にも体力的にも相当な負担となることが想像されます。市役所内での手続だけでも市民の負担を軽減できないかと考えて、質問をさせていただきます。
遺族等が行う死亡に関する行政手続の負担を軽くする専用窓口の開設が、全国の自治体で少しずつ広がりを見せております。その窓口は、2016年5月に大分県別府市でお悔やみコーナーとして初めて設置をされます。このお悔やみコーナーは、死亡に関する手続が各課を移動することなく、1か所で全ての手続を済ますことができる窓口でございます。このお悔やみコーナーの設置があま市にも必要と考えております。愛知県内では、現在、小牧市や西尾市、豊橋市が設置をしております。
そこで、お悔やみコーナーの設置について、1点目に市民の死亡に関する手続のあま市の状況についてお尋ねをいたします。
90: ◯議長 市民生活部長。
91: ◯市民生活部長 市民の死亡に関する手続の現状につきましては、甚目寺庁舎の市民課、本庁舎及び七宝公民館の各市民サービスセンターの窓口に死亡届が提出されますことにより火葬許可証の発行を行い、その際、その後に必要となる関係各課での手続に関する御案内チラシを説明の上お渡ししているところでございます。
手続につきましては、亡くなられた方それぞれの状況に応じまして必要な手続が異なりますが、甚目寺庁舎では各担当課、本庁舎及び七宝公民館では各市民サービスセンターにて行っていただいております。
以上でございます。
92: ◯議長 柏原功議員。
93: ◯16番議員(柏原功) ありがとうございました。
それでは、小項目の2ですけれども、市民の死亡に関する手続の課題についてお尋ねをいたします。
94: ◯議長 市民生活部長。
95: ◯市民生活部長 市民の死亡に関する手続の課題でございますが、死亡届が提出されたことによりまして、亡くなられた方が受けていた行政サービス等の関係課での諸手続が必要となります。主立った手続といたしまして、健康保険、各種福祉サービスがございます。
本庁舎及び七宝公民館においては各市民サービスセンター窓口にて、ワンストップで手続を行うことができます。甚目寺庁舎の場合は、亡くなられた方が受けていた行政サービスにより関係課での手続が必要となることから、場合により複数の課を移動していただくことが課題であると考えております。
以上でございます。
96: ◯議長 柏原功議員。
97: ◯16番議員(柏原功) ありがとうございます。
七宝サービスセンターと美和のサービスセンターでは、ワンストップでやられておられるということが分かりました。甚目寺庁舎では複数の課の移動による手続で、遺族の方に負担があるということが確認ができました。
それでは、再質問ですけれども、甚目寺庁舎で関係する課を最大何か所回るか、その手続にかかる時間が分かれば教えてください。
98: ◯議長 市民生活部長。
99: ◯市民生活部長 関係課ということでございますと、その方が受けているサービスにより異なりますが、最大で10か所ほど回っていただくことになるかと思います。手続にかかる時間でございますが、1つの窓口につきましておよそ15分から20分ほど時間を要することになります。
以上でございます。
100: ◯議長 柏原功議員。
101: ◯16番議員(柏原功) ありがとうございます。
先ほどの答弁ですと、最大で10か所回って、15分から20分かかるということで、10か所回ると150分、2時間半かかるということが分かります。
私も七宝と美和のサービスセンターで確認をさせていただきました。ここでは、ワンストップでの手続ができております。手続は1時間から遅くとも1時間30分で終了するということでございました。甚目寺は2時間半ということで、やっぱりワンストップでないと長いなという気はいたしております。ワンストップサービスの手続が効率よく進められていることが確認がされました。
それでは、小項目の3に移りたいと思います。お悔やみコーナーの必要性についてお尋ねをいたします。
102: ◯議長 市民生活部長。
103: ◯市民生活部長 まずお悔やみコーナーでございますが、遺族の悲しみに寄り添い、手続を一括して進めるワンストップサービスを行う窓口であります。
亡くなられた方が様々な行政サービスを受けられていた場合、御遺族にとって慣れない行政手続を限られた期間の中で行うに当たりまして、1つの窓口で手続が行えることは、窓口に滞在する時間の短縮ができるなどメリットがあると考えられます。
しかしながら、甚目寺庁舎においてはスペースの問題がございます。お悔やみコーナーの設置は困難な状況ではありますが、できる限り職員が移動することによりまして、御遺族の方に窓口移動してもらうことを最少にとどめる対応をさせていただいているところでございます。
以上でございます。
104: ◯議長 柏原功議員。
105: ◯16番議員(柏原功) ありがとうございました。
ワンストップサービスを行うお悔やみコーナーの設置は、メリットがあるということが確認できました。
七宝と美和のサービスセンターではお悔やみコーナーの設置をしておりませんが、ワンストップサービスでほとんどの手続ができ、来られた遺族の方に寄り添う対応ができていると私も感じました。しかし、甚目寺庁舎では、お悔やみコーナーの設置もワンストップでの対応も難しいことが分かりました。遺族等が各課を回って手続を行うので、時間がかかります。七宝と美和のサービスセンターに比べて、遺族の負担になっていると考えます。
そこで、現在の甚目寺庁舎で遺族の負担が軽減される対応について2点ほど提案をさせていただきます。
再質問ですけれども、御遺族が来庁される前に事前準備ができないか、また、委任状や口座関係の書類が関係する課で確認作業を省略できれば時間短縮につながらないか、お尋ねをしたいと思います。
ある自治体では、亡くなられた方がどのようなサービスを受けておられるか事前に調べておいて、遺族が来られたときに万全の体制で手続に臨まれております。あま市も遺族が来庁される前に事前準備ができないでしょうか、お伺いをいたします。また、委任状や口座関係の書類が関係する課で確認作業をされていると思いますが、一度確認したら以降は、確認作業は省略できれば、それが時間短縮につながらないか、以上、お尋ねをいたします。
106: ◯議長 市民生活部長。
107: ◯市民生活部長 御質問が2点ありました。
まず1点目です。事前に必要な書類の準備をすることにつきましては、その日のうちに提出されました死亡届をまとめた一覧を各関係課と情報共有できるような手法を考え、事前に必要な書類等の準備ができるかということを、今後、調査研究をしてまいりたいと思います。
委任状や口座関係等の書類が関係する課において、確認作業の省略により、できないかということでございますが、それぞれ受けられていた行政サービスにより提出が必要な書類が定められておりますことから、現段階では困難であると考えております。
以上でございます。
108: ◯議長 柏原功議員。
109: ◯16番議員(柏原功) ありがとうございます。
もう一点提案をさせていただきたいと思います。再質問ですけれども、甚目寺庁舎の現状のサービス向上について、できるだけワンストップで手続を行っていただくことがまず大切ですけれども、先ほども答弁されましたけれども、さらに、御遺族が市民課で手続をされている間に、関係する課に手続の準備を始めていただきスムーズな対応につなげられないかということで、来庁された遺族が最初に行く市民課で手続をしている間に、次に行く課に遺族の来庁を伝え、先行して手続の準備を始めてもらう、遺族が次の課に行くと待たせることなく手続ができると思います。先行して準備をすることで、御遺族の負担軽減につながると思います。
1点、こんな記事がございました。死亡に関する手続のために、御遺族は市役所に5か所から10か所の担当窓口を回ります。その都度、死亡の手続に来たことを伝えなければなりません。これも遺族にとっては大変でございます。先ほど言いましたように、先行して準備をすれば、名前だけ言えば窓口に来られた目的が分かり手続に移れると思います。いかがでしょうか。
110: ◯議長 市民生活部長。
111: ◯市民生活部長 答弁が重なることもございますが、市民課で手続をされている間に関係する課に手続の準備を進めて始めていただくことにつきましては、市民課での手続終了後、次に手続が必要な関係課に移動していただき、そこで職員が移動することによりまして、窓口移動を最少にとどめることを現在も実施しているところでございます。
以上でございます。
112: ◯議長 市長。
113: ◯市長 今、部長答弁がありました。加えて説明させていただきますと、甚目寺庁舎でもワンストップまではいきませんけれども、市民の方がお見えになったときには、手続上、回るのではなく、100%ではございませんけれども、職員が移動しながらやっているというのも現実やっていることでございます。加えて、今私が説明したところでもございます。
ですから、甚目寺庁舎でもゼロではないということでございますけれども、100%でもないということでありますので、今後につきましては、職員から率先してワンストップにできるような形づくりができるように、また指導もしていきたいと考えております。
以上でございます。
114: ◯議長 柏原功議員。
115: ◯16番議員(柏原功) ありがとうございます。
私も甚目寺庁舎も行ってまいりまして、ワンストップではなくて、1か所で何件かは手続をしているという確認はさせていただきましたけれども、やはり時間がかかっているのかなというところがありましたので、先ほど言いましたように、市民課で手続をしている間に次の課で準備をしていただくということも大事なのかなというふうに思いますので、また研究をしていただければなと思います。
次に、再質問ですけれども、今、高齢化で名前すら書くことが難しくなっている方が増えてきておりますけれども、書類の簡素化ができないかということをお尋ねしたいと思います。
116: ◯議長 市民生活部長。
117: ◯市民生活部長 書類の簡素化につきましては、亡くなられた方が受けていた行政サービスによりまして関係する書類の様式が定められておりますことから、現段階では簡素化がすぐできるかというと、困難な状況であります。
以上でございます。
118: ◯議長 柏原功議員。
119: ◯16番議員(柏原功) ありがとうございます。
ある市では名前と住所を、もうプリントアウトして渡しているところもあるというふうなこともちらっと確認をしたんですけれども、そういうところ、また、調べていただいて、名前と住所を書かないということだけでもかなり遺族の方の負担が減るのかなというふうに思いますので、また勉強していただければなと思います。
次に、再質問ですけれども、新庁舎でのお悔やみコーナーの設置の考えはあるかどうかお尋ねをいたします。
120: ◯議長 総務部長。
121: ◯総務部長 新庁舎で、ワンストップ、お悔やみコーナーを設置するかについては、今、各担当課と調整しているところでございますが、今、甚目寺庁舎でやっているような形で、職員が動いて対応するということも一つの選択肢と考えておりますので、引き続き各課巻き込んでいろいろ検討を進めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
122: ◯議長 柏原功議員。
123: ◯16番議員(柏原功) ありがとうございます。
できるだけ遺族の方に寄り添ったそういう対応をしていただいて、1か所で済ませられれば済ませられるような、そういうお悔やみコーナーの設置というのを強く望みたいと思います。
それでは、中項目の2ですけれども、お悔やみハンドブックについて質問をさせていただきます。
これまでお話をしてきた行政上の死亡に関する手続を分かりやすく説明したハンドブックのことでございます。手続をスムーズに案内できるように作成されております。あま市の場合は死亡届が提出されるときに、チラシをお渡ししております。そのチラシには、手続をする項目とそれを取り扱う担当課、その電話番号、手続ができる3か所の市民サービスセンターと、その電話番号が書かれております。そして、手続に必要な持ち物等の詳細は担当窓口に問い合わせてくださいということが書かれております。
また、ある自治体のお悔やみハンドブックに書かれている内容を見ますと、死亡後の手続に持参するものや、手続に関するよくある質問、各種手続時に必要となるもの、委任状に関する御案内、役場で行う手続、役場以外で行う手続などなどが分かりやすく書かれております。そこで、1)お悔やみハンドブックの作成についてでございます。大抵の方は行政手続には慣れておられません。ましてや、死亡後の手続となると、さらに慣れていないと思います。不安を抱えながら来庁されるよりも、お悔やみハンドブックで、手続の内容をある程度理解された上で来庁されることにより不安が減り、スムーズな手続が行えることで、負担の軽減にもつながると考えます。お悔やみハンドブックの作成について、お伺いをいたします。
124: ◯議長 市民生活部長。
125: ◯市民生活部長 本市におきまして死亡届が提出されました際に、その後の関係各課での手続に関する案内チラシをお渡ししているということでございます。ただその案内チラシでの御案内により、特に要望を頂いたことはございませんが、今後、現在使っておりますチラシを、機会を見て、内容の見直しを図ってまいりたいと考えております。
以上でございます。
126: ◯議長 柏原功議員。
127: ◯16番議員(柏原功) ありがとうございます。
特に要望も出ていないし、また機会を見て考えていくという答弁でありましたけれども、冒頭に、死亡に関する手続は実に煩雑だということを言いました。死亡後の手続について調べていく中で、いろんな箇所にこの煩雑という言葉が出てきます。これは手続が込み入っていて、理解ができない。だから、煩わしくなるということだと思います。一つ一つの手続が理解していただくための、私は、お悔やみハンドブックだと思います。ある自治体では、ハンドブックを利用しながら、丁寧に案内をされているところもございます。ぜひ研究をしていただきたいと思いますので、お願いします。
次に、手続が煩雑と言われないような提案をしたいと思います。
今、部長さんが案内チラシの話をされましたけれども、手続に必要な持ち物等については担当窓口にお問合せくださいということでございましたが、問合せをしなくても、チラシと一緒に必要な持ち物リストをお渡しできないか、お尋ねをしたいと思います。
128: ◯議長 市民生活部長。
129: ◯市民生活部長 手続に必要な持ち物等を担当窓口に問い合わせず、チラシと一緒にお渡しをするということでございますが、このことにつきましても、今後、機会を見て、内容の見直し等を図っていきたいと考えております。
以上でございます。
130: ◯議長 柏原功議員。
131: ◯16番議員(柏原功) この持ち物リストというのは既にできている、七宝庁舎では渡されていると思いますので、確認をしていただいて、それを周知していただけるようにお願いをしたいと思います。
再質問ですけれども、あま市のホームページのお悔やみコーナーの内容について質問をしたいと思います。お悔やみコーナーの中を確認してみますと、死亡届以外は死亡に関する手続がどこに書いてあるのか探さないといけないような状態です。もう少し分かりやすくできないか、お尋ねをいたします。
132: ◯議長 市民生活部長。
133: ◯市民生活部長 市公式ウェブサイトのお悔やみコーナーの内容につきましても、今後、随時見直しを図り、見やすいものにしていきたいと考えております。
以上でございます。
134: ◯16番議員(柏原功) 終わります。
135: ◯議長 10番の質問を終わります。
ここで、新型コロナウイルス感染症対策として、暫時休憩いたします。ここの時計で20分まで休憩といたします。
(午前11時11分)
136: ◯議長 休憩前に引き続き会議を再開します。
(午前11時21分)
137: ◯議長 次に、11番、議席番号11番、山内隆久議員の質問を一問一答式で行います。
山内隆久議員、どうぞ。
138: ◯11番議員(山内隆久) 議席番号11番、令和会の山内隆久でございます。
議長のお許しを得ましたので、通告に従いまして、質問させていただきます。
今回は、あま市のデジタル化推進でございます。先ほど同僚議員の質問がございました。同じような観点でございますが、重なる点もあろうかと思いますけれども、よろしくお願いいたします。
私の質問は、あま市のデジタル化について、最近の国の動向や県内近隣の市町村の関係の観点から質問させていただきたいと思います。ちょっとこういった議題でございますので、片仮名が横にたくさん出てきますけれども、御容赦いただきたいと思います。
昨年末に発生した新型コロナウイルスは、地球規模で感染が拡大し、日本も国を挙げて阻止に取り組まれてきております。夏過ぎから一応の収まりを見せていましたが、ここ最近第3波と呼ばれる拡大を見せており、現在もその厳しい戦いが続いております。コロナが社会に与え続けている影響は甚大であります。前回、9月議会において、私は、ポストコロナ時代の市政についてという一般質問をさせていただいて、そこで、コロナ対策と相まって加速する国のデジタル化の動き、政府のIT導入促進の動きを指摘させていただきました。当時はまだ、現在の菅総理が、所属政党の総裁選の真っ最中だったんですが、菅政権となった今、さらに一層加速している感が私はあります。菅総理が掲げている政策の一つである、先ほども出ていましたが、デジタル庁は2年先と最初出ていましたけれども、それが来年の秋頃、9月でしょうか、前倒しで成立する準備が進められておるようです。
これから質問させていただくあま市のデジタル化推進については、前段であま市行政、市役所内のデジタル化について質問させていただいて、その後にまちづくりのデジタル化について質問させていただきます。よろしくお願いいたします。
まず中項目の(1)です。あま市行政のデジタル化についての小項目1)です。
現在、あま市の市役所内において、デジタル化などはどの程度進んでいるのかについてお尋ねします。これまでのコンピューター導入に当たって、市庁舎内で何らか方針がお持ちであれば併せてお伺いさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
139: ◯議長 企画財政部長。
140:
◯企画財政部長 現在のデジタル化の進捗状況でございますが、市庁舎内のデジタル化につきましては、インターネット系、LGWAN系、基幹系の3つのネットワークを有し、公共施設とLANを構築し、業務を行っております。
業務を行う職員に対して1人1台パソコンを配置し、インターネット系とLGWAN系の業務を全ての職員が利用し、基幹業務を担当部署のみ使用可能としております。
また、本年度より、パソコンの作業を自動化するRPA、ロボティクス・プロセス・オートメーションや、AIを活用した議事録作成支援システムを導入し、事務の効率化を進めているところでございます。
住民向けの窓口では、インターネットから申請や届出等を受け付ける電子申請・届出システムや電子入札システム、
公共施設予約システムを以前より導入しており、行政手続のオンライン化を行っているところでございます。
また、この12月よりパソコンやスマートフォンを通じて質問を頂きますと、AIが用意された回答をして市公式ウェブサイトへ案内をするAI総合案内サービスを公開しながら、AIの学習を進めておるところでございます。
以上でございます。
141: ◯議長 山内隆久議員。
142: ◯11番議員(山内隆久) ありがとうございます。
再質問になりますが、令和2年度の市長施政方針で、行政改革ではAI技術を利用したRPAシステム、AI-OCRサービス、AI総合案内サービス及び議事録作成支援システムを導入し、単純作業を自動化することで、作業時間を短縮して職員配置の適正化、住民サービスの向上、行政の生産性の向上を図ってまいりますとございます。このことから、これらの進捗と取組状況はいかがでしょうか。あと、また、片仮名がたくさん並んでおりますので、多少語句の説明もいただければと思います。よろしくお願いいたします。
143: ◯議長 企画財政部長。
144:
◯企画財政部長 本年度よりRPAシステムを導入し、業務の作業の自動化を徐々に進めているところでございます。AI-OCRサービスは帳票を読み取って、内容をデジタルデータ化するOCR技術とAI技術を掛け合わせたもので、これまで読み取りが難しかった手書きの申請書を読み取ってデジタルデータ化することにより、RPAシステムと組み合わせて使用することにより、業務効率化や自動化の推進を可能とするものであります。
このサービスが11月より利用可能になりましたので、RPAと組み合わせて使用できるよう準備を進めているところでございます。
AI議事録作成支援システムにつきましても、会議や議会等の議事録作成に使用を開始しておるところでございます。また、AI総合案内サービスでは、県内41市町村による共同事業でAIを活用し、手続の案内を行うものであり、本市におきましても、共同事業に参加していることから、本年12月より運用を開始しておるところでございます。
以上でございます。
145: ◯議長 山内隆久議員。
146: ◯11番議員(山内隆久) ありがとうございます。
再質問になりますが、全国の多くの自治体では、非正規となる会計年度任用職員が増加しているというのが、全国的な問題があります。行政改革として正規職員の人員削減が進みましたが、それを非正規職員で充当するという方法、つまり人手不足を人で補っていく方法には無理があって無駄にもなりかねないということは大多数の国民も薄々感じているところだと思います。行政のデジタル化は、この人員対策こそ目的の一つだと私は思います。
そこで質問ですけれども、人員の点において行政のデジタル化は取組が求められると考えるんですけれども、この関連性、この点についてはいかがお考えでしょうか。よろしくお願いします。
147: ◯議長 企画財政部長。
148:
◯企画財政部長 RPAやAI技術等の活用による業務の効率化は作業を自動化し、業務を効率化することと、電話の対応時間や業務作業量を削減することにより、住民に対する直接的サービスなど職員でしかできない業務に注力することを目指しております。
また、行政のデジタル化により行政事務全体の効率化や省力化につながり、生産性が向上していくことにより、職員の確保が難しくなる将来に向けて、住民サービスの低下を招かないために必要なものであると考えております。
以上でございます。
149: ◯議長 山内隆久議員。
150: ◯11番議員(山内隆久) ありがとうございます。
再質問でございますけど、市庁舎内のデジタル化、今現状、ほかの自治体と比較してどうかということです。私も仕事柄、近隣他市町の役所を訪れる機会が多く、特に土木課、都市計画課の窓口ですが訪れるわけですけれども、どの窓口でのコンピューター導入はあま市は遅れているのかなと感じております。これについて現在の御認識はいかがでしょうか。よろしくお願いいたします。
151: ◯議長 企画財政部長。
152:
◯企画財政部長 今、御指摘のございましたコンピューターの導入が遅れているということでございますが、土木課や都市計画課の業務用端末につきましては他の職員と同じ端末を使用し、同じ業務システムにより業務を行っております。企画政策課のほうで導入している業務システム以外の窓口における個別の業務システムやコンピューターにつきましては、各担当部署で必要性や利便性、費用対効果などを踏まえ導入していると認識しております。
以上でございます。
153: ◯議長 山内隆久議員。
154: ◯11番議員(山内隆久) 急にはこういうのはハンドルを切れないものですけれども、徐々に取り組んでいっていただければなと思います。
続きまして再質問なんですけど、昨日ですが、同僚議員の質問でもありましたけど、先週の12月1日からあま市のAI総合窓口の運用が始まっております。お隣の津島市でも、AI窓口が同じくホームページに開設されています。幾つかの自治体が共同でつくられているとのことでしたが、どういった取組でしょうか。昨日と重なる質問かもしれませんが、確認させていただきたいです。よろしくお願いいたします。
155: ◯議長 企画財政部長。
156:
◯企画財政部長 津島市さんがホームページに設けたAI窓口は県内41市町村による共同事業となり、市の手続や制度に関する問合せにパソコンやスマートフォンを利用して、AIを活用してお答えをするAI総合案内サービス、AIチャットボットでございます。
本市におきましても共同事業に参加しておりますことから、繰り返しになりますが、この12月1日から運用を開始しております。
以上でございます。
157: ◯議長 山内隆久議員。
158: ◯11番議員(山内隆久) 41団体でございますね。ありがとうございます。
実は私も早速昨日使ってみました。スマホからでしたけど、5つのメニューが出てきまして、その欄の下に質問を入れる欄があって、文字で入力しましたけど、なっています。ちょっと文字が小さいかなと思ったり、音声入力できたらいいかなと思ったりもしましたけど、これから多分どんどん工夫されてAIも成長していくんだと思います。将来的に職員の窓口業務の軽減につながるということを期待します。これはコメントでございます。
続いて質問なんですけど、あま市役所内のデジタル化について、ちょっと費用面のほうからお伺いしたいと思います。あま市庁舎内において、コンピューター関連の費用は年間で今幾らぐらい使っているかというところです。コンピューター関連の費用といいましても導入、新規の機材そのものの導入ですとか、改修メンテナンス費用がありますし、ソフトウエアについても、その導入ですとか更新ですとかメンテナンスもあろうかと思います。また、職員のユーザー研修などもあろうかと思います。ここら辺がどうなっておみえになるのか、把握されている範囲で結構ですので、お聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いします。
159: ◯議長 企画政策課長。
160: ◯企画政策課長 企画政策課で令和2年度、旅費や需用費、役務費、委託料、使用料及び賃借料などでおよそ3億円程度計上させていただいていると認識をいたしております。ただ、あくまでも、すみません、今のこの手持ちの状況は、企画政策課の範疇ということで、およそ3億ということでお答えをさせていただきたいと思っております。
以上でございます。
161: ◯議長 山内隆久議員。
162: ◯11番議員(山内隆久) ありがとうございます。大体概算で把握させていただきました。
多分、これ、実はどこもそうなんです。現在は、各担当部署で事務機器として導入して、それを何とかうまく使っていこうという御努力をされている状態なんだと思います。これがこれから先、やはりデジタル化というのがかなり波で来るので、その転換といいますか、気をつけなきゃいけない点だと思っています。建設業界に建設ゼネコンという存在、それが分野としてあるわけじゃないんですが、実在としてそれは国民の周知の事実だと思います。ちょっと古い言い方なんだと思うんですが、IT業界でも、ITゼネコンと言われています。建設業は工事が必要となる現場が全国にありまして裾野が広い産業ですが、IT製品の製造は特殊で高い技術が必要で、コピーが容易です。ですので、製造元、使用元への集約性がかなり高い産業です。我々自治体はユーザーです。賢く取捨選択して利用していくことができれば、市民に有益となると思いますが、技術的にもしっかり対応していないと、大きなロスを生み出す可能性があると思います。先ほどの同僚議員の質問と重なりますのでコメントにとどめますけれども、やはり、これからデジタル庁に対応する部署だったり、専門知識を持った人材が私も必要になってくると思いますので、よろしく御対応をしていただければと思います。よろしくお願いします。
では、小項目の2)のLGWANへの取組についてに移ります。
LGWANは、総務省が平成12年度の実証実験から始まって、平成15年には全国の市区町村を接続して運用されているのは御存じのとおりかと思います。我々も度々ソフト関連予算の議案で目にしておりますし、個人的にも行政書類を扱う仕事柄、大変気になっているところであります。
LGWANは地方公共団体の各組織のネットワークを相互に接続して、高度情報流通を可能とする行政専用の、仮想ですが通信ネットワークで、行政事務の効率化、重複投資の抑制、住民サービスの向上を期して構築されています。我々も、税務申告のe-Taxですとか、公共調達の電子入札などで、申請や届出、国と一体とした行政サービスの提供など、様々な業務で利用されています。
そこで質問でございますが、あま市のLGWANについては現在どのような状況になっておりますでしょうか、お尋ねをさせていただきます。
163: ◯議長 企画財政部長。
164:
◯企画財政部長 LGWANにつきましては、国や地方公共団体等のネットワークのため、県や市町村間のメールやウェブサービス、国の機関や団体と情報の連携が行われているものとなります。全市町村が参加しており、当市も電子申請・届出システムや電子入札システムのように、LGWAN-ASPを活用したシステムやサービスを使用しております。
以上でございます。
165: ◯議長 山内隆久議員。
166: ◯11番議員(山内隆久) ありがとうございます。
再質問ですけど、このLGWANにつきましては、今年の10月です、総務省が自治体テレワーク推進実証実験というのを公募しました。コロナ禍と働き方改革が相まった取組となっておりまして、あま市はこの公募への参加はいかがでしょうか、お尋ねさせていただきます。
167: ◯議長 企画財政部長。
168:
◯企画財政部長 今の公募の関係でございますが、LGWAN-ASPを利用したテレワークのサービスの実証実験には応募はしておりません。
以上でございます。
169: ◯議長 山内隆久議員。
170: ◯11番議員(山内隆久) このLGWANテレワークですけれども、個人的には国の公募はなかなか面白いなと思いましたけど、なぜ見送られたのか教えていただきたいと思います。
171: ◯議長 企画財政部長。
172:
◯企画財政部長 本事業におきましては、LGWAN-ASPにより職員宅から自治体LGWAN接続系の職員のパソコンへリモートコントロール方式で接続するものとなっており、有効な手段ではあると思います。
ただ、実証実験につきましては、実際に長期に在宅勤務を行い、アンケート調査の報告をする必要があること、それから、在宅勤務により減少した人員での窓口業務や事務の負担増加が懸念されますことから、業務量の削減がない状況での事業応募について見送りをしておるところでございます。
以上でございます。
173: ◯議長 山内隆久議員。
174: ◯11番議員(山内隆久) 分かりました。
多分そこら辺がなかなか本当のところ難しいところだと思います。LGWANテレワークの質問なんですけど、近隣の、特に県内市町村の取組状況は把握されておられますでしょうか。ちょっとお伺いさせてもらいたいと思います。
175: ◯議長 企画政策課長。
176: ◯企画政策課長 私の知る直近の聞き取りでは、1団体がテスト的に少人数での応募、また、1団体はやろうと考えていた時期もあったんですけど見送ったということでございますが、最終的な情報ではないかもしれませんので、そこだけ御理解いただけたらと思います。
以上でございます。
177: ◯議長 山内隆久議員。
178: ◯11番議員(山内隆久) 実際、じゃ、公募しろと言われると多分どこも難しいんだと思います。ただこういった動きがあるということはやはり我々も認識していかなきゃいけないかなと思います。
それでは、次の項目に移らさせていただきます。小項目の3)でございます。
DXへの取組についてです。DXは、デジタルトランスフォーメーションの頭文字を取ったもので、現在ある業務をデジタル化するということなんですが、実はそれだけにとどまらず、組織の垣根を下げて、さらに横断的に組織改革をするということが伴うような取組であります。行政よりもずっと先、民間などでは進んでいないところは全然進んでいないんですが、進んでいるところはかなり進んでいる分野です。行政では、民間より難しい壁があるとされています。まず縦割りの壁、法制度の壁、市場評価が働かない壁、あと、職員の皆さんの常識の壁であります。総務省や経済産業省から、行政DXの推進が前々から打ち出されており、現政権下では2025年までに達成するとされています。
現行法上、地方自治体にあっては実は首長主導でないと難しい、首長主導で推進を図るというような議論がされていますが、このあま市のDXに対する取組はいかがになっておられますでしょうか、ちょっとお伺いさせていただきたいと思います。お願いします。
179: ◯議長 企画財政部長。
180:
◯企画財政部長 DX、デジタルトランスフォーメーションへの取組につきましては、本年度よりAIによる議事録作成支援やRPA技術、AI-OCR、それから、AI相談案内サービスを開始したところでございます。また、電子申請や電子入札につきましては、以前より使用しておりますため、対象手続の追加や利用の拡大に向けて検討をしていく必要があると考えております。
以上でございます。
181: ◯議長 山内隆久議員。
182: ◯11番議員(山内隆久) では、次に行きます。小項目の4)に移らさせていただきます。
ここまで市庁舎内のデジタル化について尋ねてまいりましたけれども、あま市庁舎のデジタル化というのは、どうしても国から来て進めざるを得ないといいますか、進めていくような動向だと思います。そうした場合に、このあま市役所の将来像について、これからの展望といいますかお伺いしたいと思います。この先、10年後、20年後、これ、実はそういったDX計画ですとか、ほかの施策も含めて、実はすぐもうターゲットされている年数なんです。このあま市役所は、そういった10年後、20年後、ターゲットとなる期間において、どのような市役所になっているのかなというところであります。
日本の人口は高い高齢者比率のまま急速に減少していきます。市役所の職員数も大きく増えるということは望むべくもありません。行政再編からいろんな施策、例えば道州制が今出ていますが、そういった方向に行っている可能性もあります。一方、行政のデジタル化は、いろいろな自治体では間違いなく進んでくると思います。テレワークも含んで働き改革も進んでいると思います。行政の目標達成は、行政DXが今から5年に満たない2025年、RPAロボティクス業務については20年後ですが、2040年となっています。今後、あま市行政のデジタル化をどう進めていかれるのか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いします。
183: ◯議長 企画財政部長。
184:
◯企画財政部長 あま市の将来像ということでございます。将来、人口減少が進む一方で、少子高齢化社会の進展による社会保障費が増大化する中、市民ニーズは多様化、複雑化し、国からの権限移譲や制度改正により、ますます業務が高度化、増大化していくことが懸念されております。
今、お話がありました10年後、20年後のあま市におきましても人口減少に伴い、生産年齢人口が減少していく中、職員の確保も難しくなっていくことが想定されており、持続的な経営の維持、成長を目指すため、働き方改革の取組により、AIの活用やロボットの活用によって作業を自動化し、業務を効率化することにより、住民の皆様に対する直接的サービスなど、職員でしかできない業務に注力するスマート自治体への転換が求められております。
このような状況においてRPA等の情報技術の活用により、働き方の見直しにより職員配置の適正化を図ることを目指すとともに、余力化できた時間を付加価値の高い業務や新しい業務に充てることで、住民サービスの向上につなげたいと考えております。
以上でございます。
185: ◯議長 山内隆久議員。
186: ◯11番議員(山内隆久) ありがとうございます。
では、次の中項目(2)のほうに移らさせていただきます。
スーパーシティ構想についてであります。こちらは、まちづくりのデジタル化になります。スーパーシティよりもスマートシティというワードをよく耳にされると思います。テレビや新聞やコマーシャルなどでもよく取り上げられています。スーパーシティもスマートシティも、IT技術をまちづくりに積極的に取り入れていこうとするものであります。
スーパーシティは内閣府が所管で、スマートシティは内閣府をはじめ国土交通省、経済産業省、総務省でそれぞれ取り組まれている施策、構想であります。
スマートシティは、今から20年ほど前から注目されていまして、例えば国交省の定義ですと、都市の抱える諸問題に対して、ICT等の新技術を活用しつつ、マネジメント(計画、整備、管理・運営等)が行われ、全体最適化が図られる持続可能な都市または地区とされています。
一方、スーパーシティは、生活全般にわたる住民参加でIT技術を取り入れるまるごと未来都市という実現を目指すものであります。端的に言えば、スマートシティは生活に最先端技術を導入しようということで、スーパーシティは行政、住民、企業が一体となって都市計画をしようとするものであります。
それでは、まず、小項目の1)でございますが、スマートシティについてお尋ねをさせていただきます。あま市のスマートシティに関する取組はいかがでしょうか、お尋ねさせていただきたいと思います。
187: ◯議長 企画財政部長。
188:
◯企画財政部長 スマートシティでは、先進的技術の活用により、都市や地域の機能やサービスを効率化、高度化し、各種の課題の解決を図るとともに、快適性や利便性を含めた新たな価値を創出する取組であり、IoTの先端技術を用いて基礎インフラと生活インフラサービスを効率的に管理運営し、環境に配慮しながら人々の生活の質を高め、継続的な経済発展を目的とした新しい都市を目指すものでございます。これらには5Gなどの通信ネットワークと、センシング技術、分析・予測技術、データ保有、データ・プラットフォーム、データの活用、新たな応用技術などの取組がございます。
本市といたしましては、現在のところ取組は行ってございませんが、他の市町村の取組の状況を見ながら、調査研究を進めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
189: ◯議長 山内隆久議員。
190: ◯11番議員(山内隆久) 分かりました。よろしくお願いいたします。
再質問ですけれども、スマートシティには表裏一体となるSociety5.0とSDGsがございます。数年前からSDGsというワードをよく耳にします。SDGsはサステーナブル・ディベロップメント・ゴールズ、この頭文字を取った造語で、世界の持続可能な開発のための国際目標と訳されています。5年前の2015年で国連総会で採択されて、日本では外務省が受け口といいますか、当然のことながら窓口中心となって様々な各省庁で取り組まれています。このSDGsの達成目標は、2030年、近いんです。2030年であります。SDGsというのは17個のグローバル目標から構成されていて、それに向けて提唱されているのがSociety5.0という概念であります。
先端技術を最大限利用することで、経済発展と社会的課題の解決を両立するというコンセプトで、2016年に内閣府の科学技術基本計画で登場してきました。狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会が4.0ですので、これに続く超スマート社会というのが、Society5.0と定義づけられています。これは、よく書籍等でSociety5.0から6.0、7.0みたいな、そういう発展的なところにつながっていくんだと思いますけど、なかなか、もう未知といいますか、もう未来のような本当にその世界です。そこで質問なんですけど、このスマートシティ等こういったSociety5.0、SDGsは国が中心となってどんどん推進している、こういったものが一体の国の目標となっているんですけど、これらについてはあま市としてはどう捉えておられるのか、市のお考えをお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
191: ◯議長 企画財政部長。
192:
◯企画財政部長 この課題についてどう捉えているのかということでございます。スマートシティの取組を進めていくことが、Society5.0の実現とSDGs達成につながるものと考えております。
対応につきましては、本市におきましてもSDGsやSociety5.0の推進に向け、スマートシティの取組について調査研究を進めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
193: ◯議長 山内隆久議員。
194: ◯11番議員(山内隆久) ぜひという言葉を本当はちょっと使わなきゃいけないのかもしれないですけど、取り組んでいっていただきたいなと思います。
あま市でも昨年度までシティープロモーションですが、自動運転車両の自動走行実験が行われてきました。また、あま市が力を入れている重点的に予算も配分している福祉ですとか、医療ですとか、教育といった、得意といいますか力を入れている分野もあります。このような分野こそいち早くスマート化することで、スマートシティの実現に近づく、そういった近道ではないかと考えますが、市のお考えはいかがでしょうか。よろしくお願いいたします。
195: ◯議長 企画財政部長。
196:
◯企画財政部長 スマートシティの実現につきましては、市民の皆様方のニーズや必要性を勘案いたしまして、進めやすい分野から優先的に検討してまいりたいと考えております。
以上でございます。
197: ◯議長 山内隆久議員。
198: ◯11番議員(山内隆久) スマートシティについて1つ話題としてですけど、皆さん御存じ、トヨタが建設しようとしているWoven Cityというのがあります。メディア等で盛んに取り上げられていますので御存じだと思います。
Woven Cityはスマートシティです。静岡県の裾野市にある自動車工場の跡地に、計画面積が71ヘクタール、開発を最初にするのはその半分ぐらいだそうなんですが、計画として71ヘクタール、人口は2,000人と想定されています。面積も人口も、大体あま市の40分の1です。人口密度も、ここは市街化調整、市街化区域があってまばらなんですが、人口密度も実は延べるとあま市に近いまちとなる計画です。来年の2月から建設が始まります。日本で初めてとなる未来都市が現実的に誕生することになります。静岡県や裾野市などの地元自治体は今年、受入れの準備になる都市計画ですとか、諸規制の対応手続を行ってきました。トヨタもこの先、自動車が厳しくなると予想されていまして、自動車製造業から、丸ごとまちづくり、まるごと都市製造業への転換モデルというようなことも言われておりまして、裾野市は人口5万人規模の自治体です。地元住民や地域経済との関連性など、いろいろな着目する点があろうかと思いますので、私も着目してきますけれども、コメントですが、こういったものが出てくるというのをよく見ていただければなと、研究していただければと思います。
次に、小項目の2)に行きたいと思います。
今度はスーパーシティ構想への取組についてであります。あま市のスーパーシティ構想に対する取組はいかがでしょうか。よろしくお願いいたします。
199: ◯議長 企画財政部長。
200:
◯企画財政部長 先ほどから御紹介がありますようにスマートシティは分野ごとの取組を徐々に広げていくものであるのに対して、スーパーシティ構想は、個別分野限定の取組ではなく、幅広く生活全般をカバーするものであると認識しております。
これを実現するためには、各分野の取組における規制改革を一体的に行う必要がございます。そのため、国はこの12月から国家戦略特区制度を活用したスーパーシティの実現を目指す地方公共団体を公募する予定としておりますが、現在のところ、本市といたしましては応募の予定はございません。また、スーパーシティ構想の実現には、人材育成や様々な技術の活用、データの連携におけるセキュリティー対策など、多くの課題がありますことから対応することが非常に難しいと考えておりますが、当面は他の市町村の取組の状況等を見ながら、調査研究をしてまいりたいと考えます。
以上でございます。
201: ◯議長 山内隆久議員。
202: ◯11番議員(山内隆久) 質問する前に公募はなさらないということで、なかなか本当に難しいと思います、これ。述べられましたとおり、スーパーシティは行政と住民とさらに企業が一体となって進む、もう都市計画そのものです。まちづくりです。当然ながら現在の法制下では規制に抵触する問題が多々ありますので、国は国家戦略特区を改正して、省庁横断的な内閣府が所管となって調整を行って、大胆な規制改革を含めて、推進できる体制を整えています。逆に言えばそうでないとできないです。そして、それに並行して、今、先ほども出ましたけど、スーパーシティの実証実験に向けて全国の自治体にアイデアの公募を行ったわけですが、現在までに全国から幾つもの自治体が名のりを上げられています。
実際のところ名のりを上げても、これは採択されるかどうか分かりません。しかし、何よりもこういった国の動き、国の公募に対して手を挙げていこうかという行動といいますか、気概といいますか、そういうものが大事なのかなと思っております。スーパーシティはまちづくりですので、手を挙げていくには地域住民や企業の協力は当然必要でございます。ぜひそのような雰囲気を醸し出せるような取組ができたらなと思っておるところでありますが、そこら辺の市のお考えはいかがでしょうか、お聞かせいただきたいと思います。
203: ◯議長 企画財政部長。
204:
◯企画財政部長 スーパーシティ構想の実現につきましては、地域住民や企業の協力が必要であるほか、市の取組といたしまして、人材育成や様々な技術の活用、データの連携におけるセキュリティー対策などが必要でありますので、自治体アイデア公募に応募いたしましても、現在の当市においては速やかな実現が困難であると考えております。
以上でございます。
205: ◯議長 山内隆久議員。
206: ◯11番議員(山内隆久) 取組もその中でやっていただければと思います。スーパーシティについて、近隣市町と、特に県内が気になるんですけど、取組状況についてちょっとお伺いさせてもらいたいと思います。
スーパーシティの実証実験に向けて、内閣府のアイデア公募があったわけですけど、今年6月時点の内閣府の資料によりますと、全国で56団体、愛知県では、愛知県自体と犬山市、岡崎市、新城市、豊田市、あと幸田町、東郷町の8つの自治体が手を挙げられていますが、現在までにちょっと時間がたっていますので、公募ずっと続いていましたので増減はないでしょうか、減ったかもしれないですけれども。その件と、また、スーパーシティを取り巻く現在の国の動向はいかがでしょうか、お聞かせいただきたいと思います。
207: ◯議長 企画政策課長。
208: ◯企画政策課長 私どもも最新のものかどうか把握しかねますけれども、令和2年10月30日現在のデータでは57団体と把握しております。ですので、6月からですと1団体増えたのではないかというところでございまして、愛知県では増減なしだというふうに認識をいたしております。
以上でございます。
209: ◯議長 山内隆久議員。
210: ◯11番議員(山内隆久) 増減についてお答えいただいて、増えている、県内は変わらないよというお答えだったかと思います。
私、気になるのは東郷町さんであります。これは国と自治体との関係ですので、県も当然入ってはいると思うんですけど、そこら辺の観点からちょっとお伺いしたいんですが、東郷町の応募は結構私の周りでも話題性がありまして、いろんなところで耳にします。あま市と比較して自治体の規模は小さいです。名古屋市の西と東に隣接する位置関係にある町でございます。東郷町は具体的にどのようなアイデアで応募されたのか、把握されていますでしょうか。また、どのような状況なのか、把握されている範囲で結構ですので、情報があればお示しいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
211: ◯議長 企画政策課長。
212: ◯企画政策課長 ただいまの御質問でございますが、申し訳ございませんが、詳細についてはまだ把握しておりませんで、東郷町さんにおかれましては先ほどの愛知県の中の8団体に入っているということは確認できておりますが、詳細についてはちょっと把握しておりません。
以上でございます。
213: ◯議長 山内隆久議員。
214: ◯11番議員(山内隆久) 実は私も内容がさっぱり分からないんでございます。多分、これはちょっといいか悪いか分からないですけど、やっぱり自治体間の競争があると思います。例えばアイデアを抜かれるとか、より先にというような施策に関しては、多分秘匿性がかなりあるのかなと。個人的に知らない方もみえないわけではないですが、実際具体的な話がないので、ちょっと当局で話が分かればなということで質問させていただきました。
最後になります。何でできないかあれなんですけど、少し私なりの見解を述べさせていただきたいと思います。
私たちは、日本でもう既に始まっている少子高齢化、人口減少、それに伴う労働人口の減少、経済力の減退という難題を克服して、この地域、あま市をより発展的に将来へ導いていかねばなりません。政府が進めるデジタル化はこうした日本が直面する大きな課題への対策の大きな柱となっています。ミレニアム時代到来と言われた頃から耳にするようになりましたコンパクトシティですとか、スマートシティ、今のSociety5.0、DX、RPAなどは、まさにこうした課題へ取り組む挑戦を表すキーワードだと思います。今後さらに人口が減っても、現在ある行政サービスを質も量も落とさずに行おうとすれば、極めて効率的に業務を行う必要があり、既に地球規模で広がるAI、これをはじめとしたIT技術の利用は避けて通れない動向となっています。
今回、あま市のデジタル化推進について質問させていただいたわけでありますが、私自身、デジタル化が既に国策だと思うからこそ、少なからず警戒感を抱いております。以前にあった構造改革のように、改革は一気に進める、行うものという議論もあったりします。我々がどうあるべきか、素早い国の動きに注視しつつ、戦略的に行動して考えていくべきだと思います。それをお伝えさせていただきまして、今回の質問は終わりたいと思います。もしコメントがあれば頂ければありがたいですけれども、いかがでしょうか。
215: ◯議長 当局、答弁ございますか。
企画財政部長。
216:
◯企画財政部長 繰り返しにはなりますけれども、スーパーシティ構想の実現には地域住民や企業の方々の協力が必要でございます。
本市として現在申し上げられることといたしましては、国や先進自治体の動向を注視し、本市のデジタル化に向けて活用できる情報を少しでも早く入手できるよう努め、行政に生かしていきたいというところでございます。
以上でございます。
217: ◯11番議員(山内隆久) 終わります。
218: ◯議長 11番の質問を終わります。
ここで消毒のため、質問席を消毒します。少しだけお待ちください。
次に、12番、議席番号12番、石田良雄議員の質問を一問一答方式で行います。
石田良雄議員、どうぞ。
219: ◯12番議員(石田良雄) 12番、石田良雄でございます。議長の許しを頂きましたので、通告に従い質問させていただきます。
教育行政についてであります。そこの中の今回はクラス会議について質問させていただきます。
クラス会議とは、子供たちが生活上の問題を議題として出し、クラス全員で解決策を探すもので、クラスの問題や個人の問題に対しクラス全員で話合いをし、解決への道を探るものである。多様な意見を出し合いながら、他者との違いに気づき、共感し、人に分かってもらうために丁寧に話をし、合意していく。そして協力して決めたら、そのことを実行し、その結果、クラスの自治能力を高め、問題が起こったときに自分たちの力で解決することができる。そうすれば、いじめ、不登校も減ると思います。このような効果が期待できるクラス会議が私は必要と考えています。また、自治的能力、共同体感覚、問題解決の体験、この3つの力が備わると思いますけど、そこでお尋ねいたします。当市においてクラス会議をどのように考えていますか。答弁をお願いいたします。
220: ◯議長 教育部長。
221: ◯教育部長 クラス会議につきましては、日々の教室内で起こるクラスが騒がしいとか、係の仕事をやってくれない人がいるとか、そういった問題に対してクラス全員が向き合い解決策を考える学級活動であり、このクラス会議を行うことにより学級全体の共同体感覚が育まれるものと認識しております。
学習指導要領の特別活動には児童生徒が集団や社会の一員として、様々な集団活動に自主的に取り組み、互いのよさや可能性を発揮しながら、集団や自己の生活上の課題を解決できる能力を育成することを目指すとしております。この学習指導要領に基づいた特別活動としまして児童生徒が主体となって、学級内の様々な問題について話し合う学級会がございます。
教育委員会といたしましては、クラス会議につきまして、学級会をはじめ総合的な学習などにおける手法の一つとして、校長会議で紹介しているところでございます。
もう一点でございますが、クラス会議の目標として、自治的能力、共同体感覚、問題解決、こういったところについてでございますけれども、各校で実施されておりますこういった学級会とか、総合的な学習などにおける手法の一つとして、今、議員が言われました自治的能力、共同体感覚、問題解決能力、こういったものの体験をする1つの形としてクラス会議がございますけれども、そういった、例えば、自治的能力でございますと、学級の課題等を対等な関係性の下で話し合って解決しておく、そういったことでございます。それから共同体の感覚でございますと、児童生徒が自分はこのクラスの一員だとか、そういった所属感を持つこと、それから他者を信じる、そういった信頼感、それからクラスの役に立っている、そういった貢献感などを養うことでございます。それから問題解決能力につきましては、学級で起こり得る諸問題を学級集団として共に解決する、こういったことでございます。こういったものをあま市では、全ての学校で学級会とか、それから総合的な学習など、そういった中に取り入れながら子供たちの成長を育んでおります。
以上でございます。
222: ◯議長 石田良雄議員。
223: ◯12番議員(石田良雄) 今、部長さんの答弁の中に、校長先生に紹介しているところとありますけど、これ、学校側の反応はどのようでしょうか。
224: ◯議長 教育部長。
225: ◯教育部長 校長会議のほうで教育委員会のほうから紹介させていただいております。学校の反応としましては校長会からは教職員の研修を考えたいという、そういったことをお聞きしております。
以上でございます。
226: ◯議長 石田良雄議員。
227: ◯12番議員(石田良雄) そうですね、教職員の研修も進めていってほしいと思います。
先ほどからの答弁を聞いていますと、現在のところクラス会議そのものはやっていないということですけど、代わるようなものは各小中学校で実施していますか。
228: ◯議長 教育部長。
229: ◯教育部長 クラス会議の要素としまして、先ほど来、対等性とか自己決定性、コミュニケーションスキルの上達、多様な物の見方の尊重などが挙げられます。
あま市の小中学校ではしっぴータイムとか、人権タイムとか、ハッピートークなどによりまして、クラス会議という銘を打ったものではございませんけれども、クラス会議の要素を取り入れて含んだ活動を各学校で実践しております。
以上でございます。
230: ◯議長 石田良雄議員。
231: ◯12番議員(石田良雄) 各学校で行っている名前が様々違うんですけど、内容も変わっていくと思うんですけど。これを来年度ぐらいに、みんな、小中学校統一してクラス会議を導入する考えはありませんか。
232: ◯議長 教育長。
233: ◯教育長 石田議員が御推奨のクラス会議というのは、私ども答弁の基本として、上越教育大の赤坂先生が提唱してみえるものだと理解をしております。それで、クラス会議という、その赤坂先生が提唱しているものをそのままずばりということではなくて、先ほども部長がるる御説明をしたように、いろんな学習の学校生活の中で学級活動であるとか、あるいは総合的な学習の時間であるとか、あるいは最近は考え議論する道徳というような形で、特別の教科道徳というような学校教育活動全体を通じて、子供たちの自尊感情であるとか相手を認めるであるとかそういったもの、ですから先ほどもお話をしたようにしっぴータイムというのは当然自分の考えを持って、相手を否定するのではなくて、同じ立場に立って討論を深めていくというようなこともありますし、それから人権タイムということであれば、甚目寺の中学校であるとか、あるいは甚目寺の東小学校、最近では七宝もそれにそのエキスを入れた、プラスしたしっぴータイムというようなものもやっておりますし、しっぴートークというような授業の中でもそういった手法を入れているというのが現状でありますので、とにかく手法をいろんな意味で、教育委員会としては提案をしながら、各学校でそれぞれに合った形での教育方法といいますか、そういったものをきちんと取り入れていただくようにしていきたいなというふうに考えております。
以上でございます。
234: ◯議長 石田良雄議員。
235: ◯12番議員(石田良雄) クラス会議にしては、名前は違うにしても前向きに取り入れて、子供たちのためにしてほしいと思います。
では次の質問に行きます。
新型コロナウイルスについてであります。
現あま市でも日々コロナ感染者が増え、現段階で136名でしたか、みえるわけなんですけど、新型コロナウイルス感染拡大に対する本市の取組について、聞かせてください。
236: ◯議長 市民生活部長。
237: ◯市民生活部長 本市の取組でございます。本市におきましては本年2月4日にあま市新型コロナウイルス感染症対策本部を近隣市町村に先駆けまして設置いたしました。今までに21回の対策本部会議を開催しております。
対策本部会議では感染予防対策、イベント等の開催基準、市関連施設の利用条件、市の組織体制、職員の体制等を検討し、市民の皆様に公表し御協力を頂いております。
「新しい生活様式」普及推進協力金交付事業においては、事業者の方に手洗いや3密を避けるなど、感染拡大防止の具体的な取組とポスター掲示をお願いすることで、事業所等を利用される市民の皆様にも、新しい生活様式の周知をさせていただきました。
11月に入りまして感染者数が急激に増加しており、特に家庭内感染が多く見られるため、11月27日には今後3週間において不要不急の外出を控えていただく旨を、12月4日には市長メッセージとして、御家庭内の感染対策、小中学生のいる御家庭へのお願いを発信し、さらに今後年末年始に向けた感染予防対策の市長メッセージを動画配信サービスにて発信してまいります。また正しい消毒を習慣的に行っていただくため、新たに非接触式の自動手指消毒器を、本庁舎、甚目寺庁舎、七宝公民館の玄関に設置をしております。
以上でございます。
238: ◯議長 石田良雄議員。
239: ◯12番議員(石田良雄) 今の答弁の中に市長のメッセージ、これはユーチューブだと思うんですけど。ユーチューブは高齢者の方、なかなか見られる方少ないんですよね。いま一度内容を教えていただきたい。それと、家庭内感染が多いわけなんですけど、これも家庭内を正しく清掃して、その上、除菌、殺菌すると高い確率で感染リスクが減るんですけど、このことをどのように考えますか。
240: ◯議長 市民生活部長。
241: ◯市民生活部長 市長メッセージでございますが、御家庭内での感染症対策における注意事項といたしまして、部屋などを小まめに換気する、換気扇や扇風機、エアコンを使用して空気の循環をさせる。湿度を40%以上、室温を18度以上に保つ。家族間で物の共有を避ける、共有部分は常に消毒を行う。特にトイレやお風呂は共有スペースとなるため、注意が必要なこと。家庭内においてもマスクを着用し、小まめに手洗い・うがいを行うことを心がけてもらうこと。家庭内に感染リスクが高い方がいる場合には部屋を分けることも感染予防につながることなど、市長から市民の皆様にメッセージとして、動画配信サービスにて発信をしているものでございます。正しい清掃が重要である等の考え方でございますが、御家庭内での感染症対策には清掃ももちろんとても重要なことでございます。その後の共有部分の消毒、手洗い、小まめな換気、部屋の湿度を40%以上保持するなど、感染予防対策につながると考えているところでございます。
以上でございます。
242: ◯議長 石田良雄議員。
243: ◯12番議員(石田良雄) それでは、最後に住民の方、市民の方、安心して年末年始を迎えれるように、市のほうから情報発信、安心できるようにするようなことは考えていますか。
244: ◯議長 市民生活部長。
245: ◯市民生活部長 市民への情報発信でございますが、対策本部会議での決定事項、県、国での方針決定や感染症対策等、市公式ウェブサイトへの掲載や公共施設へのポスター掲示、動画配信サービス、ケーブルテレビ、市からのメール配信サービス、あま市公式LINEなど、各種媒体を利用することにより情報発信をしてまいります。
また市の感染状況につきましては、県の公表する情報を基に、市公式ウェブサイトにて情報発信をこれからも続けていくこととしております。
以上でございます。
246: ◯議長 市長。
247: ◯市長 情報発信ということで、様々な発信の仕方があると思っております。あま市に限りましては、なかなかニュースには取り上げてもらえませんので、クローバーテレビを通じて発信したりだとかしておりますが、愛知県では大村知事または他の知事、東京、大阪、様々なところでニュースに出ております。私が述べることは大体同じようなことでございまして、あま市だけ特有な対策をということではございませんけれども、私からの発信をしなきゃいけないということがございますので、市民の皆さんにも発信をさせていただいているところでもございます。
この場をお借りしていただけるならば、本当に、今、あま市は大変感染者が多うございまして、不要不急の外出を控えていただきたいことと、そして特に家庭内感染がここ数週間増えております。家庭内感染というのは、なかなか感染を予防するのは大変難しいわけでございますけれども、家庭内の中には、高齢者または小中学生、保育園、幼稚園の方も多い中でありますので、そういった方々にも配慮をしていただきたいということでございます。もちろん、共有部分がございますので、トイレ、お風呂、またはドアノブ、そういったところから消毒をしっかりしていただき、また、さらに言いますと食事も本来ならば家庭団らんでやるところでありますけれども、そこは少し気を遣っていただいて、時間帯を変えるだとか、お母さんが大変忙しいかもしれませんけれども、そういったことにも気をつけていただきたいなと思っております。そして、いざというとき、知り合いまたはお友達が感染して、そのときにお食事を一緒に取った、そして濃厚接触者になる可能性があるといった場合は、即、家族会議を開いていただきながら、どのような形で皆さんにうつらないかということも含めてお願いをしたいなと思っております。
さらに申し上げますと、公共施設を使われた場合、今回でも冒頭にお願いをしましたけれども、公共施設を使われた場合で、知り合いの方が感染を、陽性を受けた。しかしながら、陽性を受けると我々公共施設のところにはそれだけでは連絡が来ないかもしれませんけれども、ある程度、名簿も提出していただいておりますので、知り合いの方が感染になった場合は、ぜひとも公共施設利用の所管のところへ連絡をしていただけると大変助かるわけでございます。そうすると我々もいろんな手段が早くできるわけでございますので、感染する前でも結構でございますので、公共施設等をお使いの方は、お知り合いの方がなったということだけでも結構でございますので、感染の防止策ということの形で連絡等いただけると大変助かるわけでございます。様々な行い方がございますので、マスク、そしてうがい、手洗い、そして消毒、必ずその辺はお願いをしたいということでございますので、よろしくお願い申し上げます。
以上でございます。
248: ◯12番議員(石田良雄) 終わります。
249: ◯議長 12番の質問を終わります。
以上で一般質問を終わります。
お諮りします。
暫時休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。
(異議なし)
250: ◯議長 異議なしと認めます。よって、暫時休憩いたします。こちらの時計で14時まで休憩といたします。
(午後0時32分)
251: ◯議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
(午後2時00分)
日程第2 議案第83号の訂正の件
252: ◯議長 日程第2、議案第83号の訂正の件を議題とします。
市長から訂正理由の説明を求めます。
市長。
253: ◯市長 訂正の提案理由。
議案第83号の訂正の件についての提案理由を申し述べます。
令和2年11月27日のあま市議会12月定例会に提出しております議案第83号の一部に誤りがありましたので、訂正し議案の差し替えを願いたく提出します。
どうぞよろしくお願いいたします。
254: ◯議長 当局より説明を求めます。
企画財政部長。
255:
◯企画財政部長 今定例会に提出をしております議案第83号、愛知県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更についての一部に誤りがございましたので、訂正し、議案の差し替えをお願いするものでございます。
申し訳ございませんが、議案第83号を御覧いただきますようお願い申し上げます。
1枚はねていただきまして、議案書中、上から4行目と5行目に記載があります北名古屋水道事業団とございますところを、北名古屋水道企業団に訂正をするとともに、同じく議案書中、附則第2項につきまして、令和3年4月1日以後最初にその期日が告示される議員の一般選挙から適用するを、令和3年4月1日以後最初に実施される議員の選挙から適用すると訂正させていただくものでございます。
また、この議案書の資料といたしまして配付させていただきました概要書中、3、施行期日等の内容につきましても、同様に訂正をさせていただくものでございます。
なお、お配りしております新旧対照表に訂正はございません。
以上、説明とさせていただきます。
今後は、このようなことがないよう細心の注意を払ってまいります。誠に申し訳ございませんでした。
256: ◯議長 以上で概要説明を終わります。
これより質疑を行います。
質疑をどうぞ。
(質疑なし)
257: ◯議長 質疑はないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。
初めに、反対討論をどうぞ。
(討論なし)
258: ◯議長 次に、賛成討論をどうぞ。
(討論なし)
259: ◯議長 討論を終結し、直ちに採決に入ります。
ただいま議題となっております議案第83号の訂正の件は、承認することに賛成の皆さんは御起立願います。
(賛成者起立)
260: ◯議長 起立全員です。よって、議案第83号の訂正の件は承認されました。
事務局から議案の差し替えをさせます。
(議案差し替え)
261: ◯議長 なお、議案第83号は日程第14で議題となっております。議案第83号につきましては質疑通告がございませんでしたが、議案訂正の箇所についての質疑は日程第14で行いますので、よろしくお願いいたします。
これより、各議案及び発議に対する質疑に入ります。
議案質疑通告一覧表は、参考資料として皆様のお手元に配付してございます。
質疑の方法は、質疑番号ごとに行っていただき、質疑番号ごとに当局より答弁がございます。
また、回数は、会議規則第56条の規定により、質疑番号ごとの質疑について3回までといたします。
日程第3 議案第72号
262: ◯議長 日程第3、議案第72号、あま市遺児手当支給条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
これより質疑に入ります。
それでは、議席番号16番、柏原功議員の質疑番号1番の質疑を行います。
柏原功議員、どうぞ。
263: ◯16番議員(柏原功) それでは、あま市遺児手当支給条例の一部を改正する条例について、質問をさせていただきます。
第6条第2項中の災害その他やむを得ない理由とあるが、具体的にお願いいたします。もう一点、災害等のやんだ後とはどのようなときが考えられるか、御答弁をお願いします。
264: ◯議長 福祉部長。
265: ◯福祉部長 災害その他やむを得ない具体的な理由につきましては、台風、洪水、地震等の自然災害のほか、火災、急病、出産、死亡、交通事故等で認定の申請をすることができなかった場合であります。
災害等のやんだ後につきましては、災害対策本部が撤収した日等、行政が一律に決めるものではなく、罹災証明等を確認し、個々の状況に応じて判断いたします。また、急病、出産、死亡、交通事故等の場合は、入院期間などが分かる書類等を確認し、判断いたします。
以上です。
266: ◯議長 これにて質疑を終了いたします。
お諮りします。
ただいま議題となっております議案第72号は、厚生委員会に付託することにしたいと思いますが、御異議ございませんか。
(異議なし)
267: ◯議長 異議なしと認めます。よって、議案第72号は厚生委員会に付託することに決定しました。
日程第4 議案第73号
268: ◯議長 日程第4、議案第73号、あま市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
議案第73号につきましては、質疑通告がございませんでした。
お諮りします。
ただいま議題となっております議案第73号は、厚生委員会に付託することにしたいと思いますが、御異議ございませんか。
(異議なし)
269: ◯議長 異議なしと認めます。よって、議案第73号は厚生委員会に付託することに決定しました。
日程第5~日程第12 議案第74号~議案第81号
270: ◯議長 会議規則第35条の規定により、日程第5、議案第74号、あま市新居屋防災センターの指定管理者の指定についてから、日程第12、議案第81号、あま市障がい者福祉サービス施設の指定管理者の指定についてまでの議案8件を一括議題とします。
この議案8件につきましては、質疑通告がございませんでした。
お諮りします。
ただいま議題となっております議案第74号から議案第81号までの議案8件は、委員会付託審議案件予定表のとおり、所管の各常任委員会に付託することにしたいと思いますが、御異議ございませんか。
(異議なし)
271: ◯議長 異議なしと認めます。よって、議案第74号から議案第81号までの議案8件は、所管の各常任委員会に付託することに決定しました。
日程第13 議案第82号
272: ◯議長 日程第13、議案第82号、土地区画整理事業に伴う字の区域及び名称の変更についてを議題とします。
これより質疑に入ります。
それでは、議席番号6番、野中幸夫議員の質疑番号1番の質疑を行います。
野中幸夫議員、どうぞ。
273: ◯6番議員(野中幸夫) それでは、議案第82号について質問をいたします。
あま市という形になって、大字、そして字は削除されて町名が今あるわけですけれども、地方自治法の260条第1項を見ると、市町村区域の町または字の区域という位置づけがされているわけです。町もしくは字の区域の変更ということになっておりますが、市としては大字、字がないのに、字の変更ということになるというふうに思うんですけれども、そこのところの説明をしていただきたい。
274: ◯議長 建設産業部長。
275: ◯建設産業部長 字の変更につきましては、地方自治法第260条第1項の市町村の区域内の町または字の区域、または名称についての変更、廃止をしようとするときは、市町村の議会の議決を経て定めなければならないに基づき、字の区域を変更することについて、議会の議決を求めるものであります。
字の取扱いにつきましては、本市は住居表示などについて、大字、字を削除しておりますが、字の区域につきましては合併前のとおり取り扱っております。
本議案の字につきましては一定の区域を示しており、字にはいわゆる字のみならず、大字、小字も含まれることから、字の区域を変更するものであります。
以上でございます。
276: ◯議長 これにて質疑を終了します。
お諮りします。
ただいま議題となっております議案第82号は、建設産業委員会に付託することにしたいと思いますが、御異議ございませんか。
(異議なし)
277: ◯議長 異議なしと認めます。よって、議案第82号は建設産業委員会に付託することに決定しました。
日程第14 議案第83号
278: ◯議長 日程第14、議案第83号、愛知県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更についてを議題とします。
議案第83号につきましては質疑通告がございませんでしたが、先ほど議案の訂正が承認されましたので、議案訂正を承認いただいた箇所についての質疑を行います。
質疑をどうぞ。
(質疑なし)
279: ◯議長 これにて質疑を終了します。
お諮りします。
ただいま議題となっております議案第83号は、総務文教委員会に付託することにしたいと思いますが、御異議ございませんか。
(異議なし)
280: ◯議長 異議なしと認めます。よって、議案第83号は総務文教委員会に付託することに決定しました。
日程第15~日程第20 議案第84号~議案第89号
281: ◯議長 会議規則第35条の規定により、日程第15、議案第84号、令和2年度あま市一般会計補正予算(第7号)から、日程第20、議案第89号、令和2年度あま市病院事業会計補正予算(第1号)までの議案6件を一括議題とします。
初めに、議案第84号、令和2年度あま市一般会計補正予算(第7号)の質疑に入ります。
それでは、議席番号5番、加藤哲生議員の質疑番号1番から3番までの質疑を行います。
加藤哲生議員、どうぞ。
282: ◯5番議員(加藤哲生) まず初めに、35ページになると思いますが、7款、1項、1目の新型コロナウイルス感染症対策協力金交付事業費でありますが、減額の数値になっておると思うわけでありますが、ここでの減額の理由を教えてください。
283: ◯議長 建設産業部長。
284: ◯建設産業部長 本事業につきましては、新型コロナウイルス感染症「愛知県緊急事態措置」に基づき、休業協力要請期間中に休業や営業時間の短縮を頂いた市内中小事業者の方に、愛知県と本市を合わせて50万円、理美容事業者の方に本市で10万円を交付させていただいたものであります。
減額の理由につきましては、本事業の対象事業者数を、平成26年度に実施された経済センサス基礎調査結果を基に605事業者と見込みましたが、休業要請期間中に休業されていない事業者が一定数あったことなどにより、交付決定が403事業者となり、協力金及び交付事務に係る経費が不要となったことによるものでございます。
以上でございます。
285: ◯議長 よろしいですか。
続いて、2番目の質疑をどうぞ。
286: ◯5番議員(加藤哲生) 2つ目の質問に入りますが、ここでの施工業者は決まっていないと思うんですが、この110万の計上であらましの中にありますが、入札になると思うんですが、確認のためお願いします。
287: ◯議長 建設産業部長。
288: ◯建設産業部長 行幸啓記念碑の建立事業につきましては、今議会において補正予算を御承認いただいてからの業務発注となります。その後は、指名競争入札を経て、施工業者が決定をすることになります。
以上でございます。
289: ◯議長 2番目の質疑の2回目の質問をどうぞ。
290: ◯5番議員(加藤哲生) そこでの工事施工されるわけでありますが、記念碑ということで市民も注目されると思うものでありますが、この工事に当たって、安全対策はどのように指導するのか。
291: ◯議長 建設産業部長。
292: ◯建設産業部長 工事施工に当たり、記念石碑の建立場所につきましては七宝焼アートヴィレッジ正面玄関付近の中庭部分を想定しており、人が通行する場所ではございませんが、業務施工に当たっては防護柵等の安全対策の配慮を行い、周囲に十分な注意をしながら進めていくよう指導してまいります。
以上でございます。
293: ◯議長 よろしいですか。
それでは、質疑番号3番の質疑をどうぞ。
294: ◯5番議員(加藤哲生) 3番目の質問に入りますが、47ページでありますが、10款、5項での給食センター総務費でありますが、ほかの部署に比べて人件費削減、多いかと思うんですが、なぜなのか。そして何人分の職員の減額をされたのか、どうでしょうか。
295: ◯議長 企画財政部長。
296:
◯企画財政部長 人件費の減額でございますが、当初予算積算時においては職員数9名で積算をしましたけれども、令和2年4月1日の配置は7名でございました。また、年度途中、病気により分限休職となりました職員1名の給料・期末手当等が、現在100分の80という減額支給となっており、人件費の減額を行うものでございます。
以上でございます。
297: ◯議長 よろしいですか。
加藤哲生議員の質疑を終わります。
続きまして、議席番号16番、柏原功議員の質疑番号1番の質疑を行います。
柏原功議員、どうぞ。
298: ◯16番議員(柏原功) 予算書ですけれども、30、31ページをお願いいたします。
歳出で、4款、1項、3目母子保健指導費の中の未熟児養育医療給付費ですけれども、支給件数と多胎児数の組数、また、給付費の増加の要因についてお尋ねをいたします。
299: ◯議長 市民生活部長。
300: ◯市民生活部長 今年9月末の時点でございますが、支給件数につきましては43件、多胎児の組数につきましては1組でございました。
給付費の増加の要因でございますが、当初の見込みより給付人数が多くなったことでございます。また、1,000グラム未満で出生したことにより、長期の療養を要した未熟児がいたことも医療費の増加につながったと考えております。
以上でございます。
301: ◯議長 よろしいですか。
柏原功議員の質疑を終わります。
続きまして、議席番号22番、岩本一三議員の質疑番号1番の質疑を行います。
岩本一三議員、どうぞ。
302: ◯22番議員(岩本一三) 34ページと35ページですね。
1項、1目、新型コロナウイルス感染症対策協力金交付事業費と、新しい生活様式の普及協力金、この交付事業費、予算時の件数と実績を教えてください。
303: ◯議長 建設産業部長。
304: ◯建設産業部長 新型コロナウイルス感染症対策協力金交付事業費につきましては、市内中小事業者及び理美容事業者合わせて対象事業者数を605事業者と見込みましたが、交付決定が403事業者となりました。また、「新しい生活様式」普及推進協力金交付事業費につきましては対象事業者数を3,000事業者と見込みましたが、交付決定が1,412事業者となりました。
以上でございます。
305: ◯議長 質疑番号1番の2回目の質疑をどうぞ。
306: ◯22番議員(岩本一三) 2回目って今、実績数とお願いしたんですが、金額は教えていただけなかったんですが。
307: ◯議長 最初にお答えした分ではないですか。
308: ◯22番議員(岩本一三) 両方ともですね。実績数と金額。
309: ◯議長 建設産業部長。
310: ◯建設産業部長 金額の面でいいますと、新型コロナウイルス感染症対策協力金交付事業費につきましては当初予算額、印刷費等も含めまして2億4,375万1,000円でございますけれども、支出済額で見ますと1億7,758万9,574円でございます。
また、「新しい生活様式」普及推進協力金交付事業費につきましては、印刷費等も含めまして当初予算額1億5,617万6,000円でございますけれども、最終支出額につきましては7,540万6,707円となっております。
以上でございます。
311: ◯議長 それでは、質疑番号1番の2回目の質疑をどうぞ。
312: ◯22番議員(岩本一三) 新型コロナウイルス感染症対策協力金はそこそこの数字が出ているわけですが、「新しい生活様式」普及推進協力金、これは今お聞きした数字だと50%満たないが、何かそういう理由があったんでしょうか。
313: ◯議長 建設産業部長。
314: ◯建設産業部長 新しい生活様式の協力金につきまして3,000事業者を見込みましたのは、平成26年度の経済センサス基礎数値で市内2,884件の事業者が登録されておりましたけれども、それ以降の増加を見て3,000事業者を推測したわけでございますけれども、本市担当課におきましても、広報、市ウェブサイト、ユーチューブ、クローバーテレビ、メディア等で周知をお願いして、担当の職員も自ら現場を歩いてお願いした部分もございます。そんな中での数字ですので、よろしくお願いいたします。
以上でございます。
315: ◯議長 岩本一三議員、質疑番号1番の3回目の質疑をどうぞ。
316: ◯22番議員(岩本一三) 通常業務でも大変な時期であったわけですが、これに加してまたこういうコロナウイルスの関係の事業が加味されたということで、職員の方も大変だったと思うわけですよね。でも、新しい生活様式、9月30日の締切りが10月30日まで延長されましたよね。それでまた今回はすごい、ここ、第3弾というべきか、今日の報道でも百五十何件か出ているわけですよね。これ、やっぱり締切日があったわけですか。それをお尋ねいたします。
317: ◯議長 建設産業部長。
318: ◯建設産業部長 当初の期間につきましては8月3日から9月30日までの期間を決めて、周知をお願いしたわけですけれども、協力してもらう事業者の方の反応という部分につきまして、1月延ばして、まだまだ感染が拡大していく中において市のほうで取り組んでいかなければならない。ただ、これは事業者の方のみですので、個人の方にそこまで周知できたかというデータについては取り持ちはしておりませんけれども、少しでも新しい生活様式、庁舎にもポスター等も掲示してありますけれども、徹底していただきたいという思いで、1月間は延ばさせていただきました。
以上でございます。
319: ◯22番議員(岩本一三) 国のほうで締切日があったかどうかもお尋ねしたはずです。
320: ◯議長 答弁漏れということで。
建設産業部長。
321: ◯建設産業部長 失礼しました。国のほうの締切日はございません。
以上でございます。
322: ◯議長 続きまして、議席番号6番、野中幸夫議員の質疑番号1番から5番までの質疑を行います。
野中幸夫議員、どうぞ。
323: ◯6番議員(野中幸夫) それでは、先ほど、歳出の未熟児養育医療給付費については分かったんですが、冒頭に質問を提出したように、歳入で、13款、1項、2目の衛生費負担金という形で金額が出ておりますね。多分、個人負担だというふうに思うんですけれども、これについての説明をしてください。
324: ◯議長 市民生活部長。
325: ◯市民生活部長 歳入の未熟児養育費負担金でございますが、未熟児養育医療の給付に要する費用であります。扶養義務者に係る一部負担金となっております。
この一部負担金は、歳出、4款、1項、3目母子保健指導費の未熟児養育医療給付費に充当されるものでありますが、負担割合によるものではなく、当該未熟児の属する世帯の前年分の市町村民税額等に応じた割合で負担額を算出するものでございます。
以上でございます。
326: ◯議長 質疑番号1番の2回目の質疑をどうぞ。
327: ◯6番議員(野中幸夫) 当初予算と今回の補正予算を見ると、未熟児養育費負担金の関係で見ると、国庫支出金、それから県支出金、それから分担金、負担金と今質問した内容と、一般財源として予算が計上されて形づくられているという形になっておりますが、この負担割合は、国、県、市とどういう形になっているのか、これは決まっているのかどうかということと、分担金、負担金は、当初に質問をした個人負担になるのかどうかということなんですけれども、それについては、子ども医療費との関係でどういう形になるのかということなんですが、いかがでしょうか。
328: ◯議長 市民生活部長。
329: ◯市民生活部長 まず、負担割合でございますけど、保険診療に関わる8割分を除いた2割分に対しまして、まず、先ほど説明をいたしました未熟児養育費負担金を控除します。その控除した金額に対して国が2分の1、県が4分の1、市が4分の1ということでございます。
もう一点、子ども医療費の関係でございますが、こちらのほうは、先ほど言いました一部負担金に関わる部分、保護者が負担する部分になりますが、こちらのほうは子ども医療費のほうで賄われることになります。
以上でございます。
330: ◯議長 よろしいですか。
続いて、質疑番号2番の質疑をどうぞ。
331: ◯6番議員(野中幸夫) それじゃ、未熟児養育医療給付費の増額の要因について、お願いをいたします。
332: ◯議長 市民生活部長。
333: ◯市民生活部長 増加の要因といたしましては、当初の見込みより給付人数が多くなったことでございます。また、1,000グラム未満で出生したことにより長期の療養を要した未熟児がいたことも、医療費の増加につながったと考えております。
以上でございます。
334: ◯議長 よろしいですか。
続きまして、質疑番号3番の質疑をどうぞ。
335: ◯6番議員(野中幸夫) 23ページの3款、1項、1目で時間外勤務手当が新たに650万円増額がされています。この理由について、まずお聞きをいたします。
336: ◯議長 企画財政部長。
337:
◯企画財政部長 3款、1項、1目の増額補正につきましては、特別定額給付金給付事業やアマノギフト事業など、新型コロナウイルス感染症対策に向けました業務を集中的に実施した影響もあり、通常業務においても時間外勤務の増加につながったものでございます。
また、コロナ禍で生活危機に直面された市民の方への住居確保給付金業務の相談件数が急増したことなども要因と考えております。
以上でございます。
338: ◯議長 よろしいですか。
質疑番号3番の2回目の質問をどうぞ。
339: ◯6番議員(野中幸夫) ちょっと今の答弁、よく分からんのだけど。補正予算ですから、今後の対応していくというふうに思ったんですけれども。過去、そうすると未払いになっているから650万円が増額されてきたということなんでしょうか。一応、そこ、入り口のところでよく分からん答弁だったものですから。
(発言する者あり)
340: ◯6番議員(野中幸夫) そうだよね、勘違いしていると思うんだわ。マイナスの下段のほうの625万円と、というふうに捉えちゃうんだけど。
341: ◯議長 企画財政部長。
342:
◯企画財政部長 今の御指摘でございますが、今後の時間外の勤務の状況も見据えた上での増額としております。
以上でございます。
(「ちょっと、議長、議長」と呼ぶ者あり)
343: ◯議長 今の質問のちょっと答えがですか。
質問をどうぞ。
344: ◯6番議員(野中幸夫) 今後は分かりますよ。だから、こうやって650万が計上されてきたんだというふうに思うんだわね。じゃ、もう一遍に言っちゃうから、3回しか質問できないので。
先ほども言いましたように、給付事業等で625万円が減になったという捉え方を私しているわけなんですが、当初予算以降の給付金事業で補正予算を組んで、1,395万5,000円が計上されておりましたよね。771万円が時間外手当として、そういう点ではこの間使われてきたということだというふうに思うんです。今回、650万円が計上されました。ただ、今言ったように、マイナスの624万5,000円が減額をされているわけなんですけれども、同じ部署だというふうに思うんです。この款のところで、ただ人事秘書課の対応と社会福祉課の対応とちょっと違うものですから、これは同じ職員で今後対応していくのかどうかということが聞きたいわけです。そういう点で、650万円もの増額をされている状況だと、やはり、この間、大変職員の人たち努力をされて、給付事業等を行ってきたわけですけれども、市民の方々について言えば、国の制度等の中で給付されて当然という話の中ではあるんですけれども、しかしそれは、医療従事者と同じように相当の努力をして、取組をしてきたということなんですよね。心配しているのは、650万円の時間外手当が今後やはり同様に心配なのは過労死寸前月80時間、あるいは100時間となる、そういう職員が含まれているのかどうか、そういう職員に対して、じゃ、今後どういうサポートしていくのかということも非常に心配になる問題だというふうに思うんです。
今日の中日新聞を見ますと、これが事実かどうか分かりませんけれども、あま市は、本年度4回目の職員採用試験を12月、来年1月に行うというのが出ています。来年の採用かどうかよく分かりませんけれども、要するに職員が充足していないから、採用をこういう形で行うんだということになっているというふうに思うんです。全体的にしか分かりませんけれども、そういう中で、職員がある意味不足している中で、やはり時間外が先ほども言ったような大変な状況になっていくということであれば、そこをサポートする体制がどうしても必要だというふうに思うんです。その点も含めて、どういうふうに考えているのかということなんですけれども、どうでしょうか。
345: ◯議長 企画財政部長。
346:
◯企画財政部長 まず、御指摘ございました時間外のほうでございますが、定額給付金の給付事業費のほうの時間外については、624万5,000円の減額をさせていただいておるところでございまして、これとは逆に通常の業務のほうで650万の増額ということでございます。
今、御指摘がございましたコロナウイルス感染症対策に伴う職員の業務量の件でございますが、こちらにつきましては、今後の状況にもよるところでございますが、時間外勤務が非常に多いという事実は、議員御指摘のとおりでございます。働き方改革ということから、時間外の制限というのも当然設けられておるわけでございますけれども、時間外勤務につきましては管理職の命令に基づくというところでございますこともありまして、管理職のマネジメント能力、こちらに委ねながら、引き続き職員の健康保持、こちらのほうもしっかり管理をしていただき、必要であればまた時間外は発生する可能性はあると考えております。
今朝ほどの新聞にあった記事ということで職員の募集につきましては、御指摘というかお話のありましたように、職員の適正化、定員管理の面からいって今必要な人員等を確保するためのものであるということであります。
以上でございます。
347: ◯議長 よろしいですか。
副市長。
348: ◯副市長 額のことについては、担当の財政部長がお答えを申し上げたとおりでございます。ただ、議員がこの関係で職員の健康のことをお気遣いということで、少しだけお話をさせていただきます。
そもそも私どもの職員数とは以前から私、合併時点から申し上げておりますけれども、確かに類似団体と比べれば人数が少ないという状況でございます。それは自治体自治体ごとの組織、事業の施策の内容であるとか、事業内容によって多少の誤差があるんですけれども、相対的にやっぱり私ども低いという状態がございます。それで最近でも職員の採用は今回1月に行うということでございますけれども、採用の試験それから面接に当たって、やはりある程度のスキルというか、試験に対するある程度のボーダーを私どももやっぱり引かなくちゃいけないということで、言い方が汚くなってはいけませんけど、誰でもというわけにもいかないので、なかなかそういう方が私どもの自治体に応募していただけないというのが、実際のところです、面接をしている、そういうことがまず要点であります。午前中の御案内のデジタルの話もそうです。土木技師についてもそうなんですけれども、なかなかその技術職という形で求めても、なかなかこちらが求めている人材というのがなかなか来ない状態が一つございます。
そんなことで体制的には今後、いろんな組織、時代の変化にと求めた技術職というのは当然、前面に出して求めていきたいという考え方は、人事担当も思っているということです。
もう一つ、議員が言われた過労死、やっぱり、どうだというお話であります。確かに、今回、コロナということで新しい事務、それから新しい仕組みをつくって、福祉部でつくってこういうことをやろう、市民に少しでも満足していただける仕組みをつくろうということでいろんなことをやりました。そういう中において、派遣というか、そういう外からの臨時の方を求めてもやっておるわけで、その中でやっぱり新しい仕組みの中で職員がそれぞれの責任感というか、そういうところでどうしても、自分でチェックするという部分が多くなったりとかそういうことで、時間外が多くなったというのが事実です。それはやっぱり私ども職員の責任感の強さもあると判断しています。また、逆に言うと、うがった目で見れば心配症なのか、効率よくやっていないのかという議論があるかと思いますけど、私の目にはそう考えています。そういった部分であります。
確かに、ある一部分では、対策、施策の時間外というのが減っているものの、ある程度その新しい部分の時間外というのはやっぱり平常時の昼間の時間を食ってしまう。そうすると、平常時の通常のルーチンの時間外というのがどうしてもそこに押し出されてこういうものが増えてくるという仕組みになっている。そんな中において、市民病院がかねてから産業医という形でやっていただいておりますけれども、指定管理してから担当の産業医の先生も結構、人事面のそういう健康管理については執行部に対して厳しい御意見を頂いているところです。そんなことも踏まえて健康管理には注意してまいります。
そもそも、私どもの素質、資質、スキルを上げて効率よくすることと、あとは、今言われたように、組織体制として経営という部分がございますので、どこまで職員数を上げれる上げれないという問題がございます。そんな中で、少しでも改善できるような形で努めてまいりたいと思っております。そういうことで御理解いただけたらと思います。
以上でございます。
349: ◯議長 続きまして質疑番号4番の質疑をお願いいたします。
350: ◯6番議員(野中幸夫) それでは、先ほどの副市長の職員の方々は、やはり健康と仕事の成長を、ぜひお願いしたい。私には絶対できない仕事ですので、よろしくお願いしたいと思います。
次でありますが、地域介護・福祉空間整備推進事業費と介護施設等整備事業費補助金であります。
この補助金は、非常用自家発電及び簡易陰圧装置の設置などに補助されるというふうにしておりますが、それぞれ、これは全額補助になっていくのかどうかということであります。
351: ◯議長 福祉部長。
352: ◯福祉部長 初めに、地域介護・福祉空間整備推進事業費補助金は、国の地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金を活用し、民間が行う地域密着型介護サービス事業所の非常用自家発電機の整備費用の一部を補助するものとなっております。
次に、介護施設等整備事業費補助金は、愛知県介護施設等整備事業費補助金を活用し、新型コロナウイルス感染症対策として、民間が行う介護施設等の簡易陰圧装置の設置費の全額を補助するものとなっております。
以上です。
353: ◯議長 野中幸夫議員、質疑番号4番の2回目の質問をどうぞ。
354: ◯6番議員(野中幸夫) それぞれの補助金に対する市側の対応なんですけれども、民間業者が非常用自家発電等を設置する際に、それぞれの設置業者と契約をしていくわけですけれども、その際、言い値でそれは受け入れていくのかどうか。1円でも税金を節約するという立場から、何らかの関与があるのかどうかということなんですが、そこの点はどうなんでしょう。
355: ◯議長 高齢福祉課長。
356: ◯高齢福祉課長 先ほどの議員さんの質問にお答えさせていただきます。県とか国の交付を受けるということになるんですが、市の事業をやる際にも金額等によって入札という形を取ります。なので、今回も結構高額なものになるものですから、入札という形をそれぞれ事業者が取って、その中で安いというところに決まるという形になります。
以上です。
357: ◯議長 質疑番号4番の3回目の質疑をどうぞ。
358: ◯6番議員(野中幸夫) あと、それぞれ2つの施設だというふうに思うんですが、その施設の所在地域と施設名というのは公表できるんでしょうか。
359: ◯議長 福祉部長。
360: ◯福祉部長 自家発電機のほうが、ふくじゅそうと併設するグループホームポプラの2か所になります。住所は、七宝町伊福です。それから、陰圧装置のほうが、株式会社アルバ、グループホームサライあまというところで、あま市西今宿になります。
以上です。
361: ◯議長 続きまして、質疑番号5番の質疑をどうぞ。
362: ◯6番議員(野中幸夫) それでは、27ページの償還金、利子及び割引料でありますが、過誤納償還金として1,251万円であります。
大きな金額だというふうに思うんですが、この内容についてお聞きをいたします。
363: ◯議長 福祉部長。
364: ◯福祉部長 過年度事業が確定したことに伴う返還金でありますが、内訳としては、保育対策総合支援事業費補助金として302万4,000円。子ども・子育て支援交付金として811万2,000円。愛知県地域子ども・子育て支援事業費補助金として137万4,000円であり、合計1,251万円となります。
以上です。
365: ◯議長 よろしいですか。
続きまして、議席番号2番、森耕治議員の質疑番号1番の質疑を行います。
森耕治議員、どうぞ。
366: ◯2番議員(森耕治) 2番の森耕治です。
34、35ページの7款、1項、5目七宝焼アートヴィレッジ費の行幸啓記念碑についてですが、記念碑はまずどういったものを想定されていて、PRという側面もあるそうですけど、アートヴィレッジの中に建つからPRだということなのか、記念碑自体にそういったデザインというか、そういうのを施されてPRだということなのか、その辺について意味合いを、どのように捉えればいいんでしょうか。
367: ◯議長 建設産業部長。
368: ◯建設産業部長 行幸啓記念碑建立事業につきましては、天皇皇后両陛下におかれまして御即位後初めての地方への御公務として七宝焼アートヴィレッジに御来訪いただいたことを記念して、行幸啓の内容を記した石碑を想定しています。
建立に当たっては、両陛下が御覧になった七宝焼、間取り花鳥文大花瓶をモチーフとして作成することにより、本市の伝統工芸品である七宝焼のPRにも資するようにと考えております。
以上でございます。
369: ◯議長 以上で議案第84号の質疑を終了いたします。
続きまして、議案第85号、令和2年度あま市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の質疑に入ります。
それでは、議席番号6番、野中幸夫議員の質疑番号1番の質疑を行います。
野中幸夫議員、どうぞ。
370: ◯6番議員(野中幸夫) 国民健康保険であります。一般被保険者保険税還付金でありますが、どういう内容の還付金であったのかということと、それは何件今後予定しているのか。さらに、この間、還付は何件あったのかということなんですが、どうでしょうか。
371: ◯議長 市民生活部長。
372: ◯市民生活部長 一般被保険者保険税還付金の増額補正につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、国民健康保険税減免に伴う還付のため不足額を計上させていただくものでございます。
減免に係る還付の件数につきましては140件と見込んでおりまして、11月末の時点での還付は124件ございました。
以上でございます。
373: ◯議長 以上で議案第85号の質疑を終了いたします。
続きまして、議案第86号、令和2年度あま市介護保険特別会計補正予算(第2号)の質疑に入ります。
それでは、議席番号6番、野中幸夫議員の質疑番号1番の質疑を行います。
野中幸夫議員、どうぞ。
374: ◯6番議員(野中幸夫) 介護保険でありますが、13ページの1款、1項、1目の介護保険システム修正委託料はどういう内容かと、委託というのはあまり出ないものですから、この内容についてお願いします。
375: ◯議長 福祉部長。
376: ◯福祉部長 令和3年度からの介護保険制度の改正に伴い、要介護認定を受けた方に対する総合事業利用者の拡大に伴うもの、介護報酬の改定、更新認定有効期間の上限延長に伴うもの、税制改正対応に伴うもの及び介護予防・日常生活支援総合事業利用者の基本チェックリストの入力に係るシステム改修で、介護保険システムの画面修正をはじめ帳票修正や計算・処理機能等のプログラム修正を行うものです。
以上です。
377: ◯議長 以上で議案第86号の質疑を終了します。
続きまして、議案第87号、令和2年度あま市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の質疑に入ります。
それでは、議席番号6番、野中幸夫議員の質疑番号1番の質疑を行います。
野中幸夫議員、どうぞ。
378: ◯6番議員(野中幸夫) これは、11ページの1款、1項、1目で電算委託料、システム改修(制度改正分)というふうになっています。その制度改正分の内容についてお聞きをいたします。
379: ◯議長 市民生活部長。
380: ◯市民生活部長 電算委託料のシステム改修(制度改正分)につきましては、平成30年度税制改正における住民税の基礎控除額等の見直しが令和3年1月1日から施行されることに伴い、令和3年度の賦課業務に向けて、愛知県後期高齢者医療広域連合の電算処理システムが改修されるため、市の後期高齢者医療システムにおいても、愛知県後期高齢者医療広域連合とデータ連携をする所得・課税情報の項目について、改修をするものでございます。
以上でございます。
381: ◯議長 以上で議案第87号の質疑を終了します。
議案第88号及び議案第89号につきましては、質疑通告がございませんでした。
お諮りします。
ただいま議題となっております議案第84号から議案第89号までの議案6件は、委員会付託審議案件予定表のとおり所管の各常任委員会に付託することにしたいと思いますが、御異議ございませんか。
(異議なし)
382: ◯議長 異議なしと認めます。よって、議案第84号から議案第89号までの議案6件は所管の各常任委員会に付託することに決定しました。
日程第21~日程第23 諮問第2号~諮問第4号
383: ◯議長 会議規則第35条の規定により、日程第21、諮問第2号、人権擁護委員候補者の推薦について(服部光雄氏)から、日程第23、諮問第4号、人権擁護委員候補者の推薦について(三浦和己氏)までの諮問案3件を一括議題とします。
この諮問案3件につきましては、質疑通告がございませんでした。
お諮りします。
ただいま議題となっております諮問第2号から諮問第4号までの諮問案3件は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。
(異議なし)
384: ◯議長 異議なしと認めます。よって、諮問第2号から諮問第4号までの諮問案3件は委員会の付託を省略することに決定しました。
これより諮問案ごとの討論、採決に入ります。
初めに、諮問第2号に対する討論に入ります。
初めに、反対討論をどうぞ。
(討論なし)
385: ◯議長 次に、賛成討論をどうぞ。
(討論なし)
386: ◯議長 討論を終結し、直ちに採決に入ります。
諮問第2号は、適任と答申することに賛成の皆さんは、御起立願います。
(賛成者起立)
387: ◯議長 起立全員です。よって、諮問第2号は適任と答申することとされました。
続きまして、諮問第3号に対する討論に入ります。
初めに、反対討論をどうぞ。
(討論なし)
388: ◯議長 次に、賛成討論をどうぞ。
(討論なし)
389: ◯議長 討論を終結し、直ちに採決に入ります。
諮問第3号は、適任と答申することに賛成の皆さんは、御起立願います。
(賛成者起立)
390: ◯議長 起立全員です。よって、諮問第3号は適任と答申することとされました。
続きまして、諮問第4号に対する討論に入ります。
初めに、反対討論をどうぞ。
(討論なし)
391: ◯議長 次に、賛成討論をどうぞ。
(討論なし)
392: ◯議長 討論を終結し、直ちに採決に入ります。
諮問第4号は、適任と答申することに賛成の皆さんは、御起立願います。
(賛成者起立)
393: ◯議長 起立多数です。よって、諮問第4号は適任と答申することとされました。
日程第24 発議第8号
394: ◯議長 日程第24、発議第8号、不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書の提出についてを議題とします。
これより質疑に入ります。
それでは、議席番号6番、野中幸夫議員の質疑番号1番及び2番の質疑を行います。
野中幸夫議員、どうぞ。
395: ◯6番議員(野中幸夫) それでは、質問をいたします。
不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書への質問でありますが、意見書案にある記1、2というふうに書いてあります。その内容について、政府は2022年4月から不妊治療に公的医療保険を適用する方針を定めたと言われているわけでありますが、現在は適用外の体外受精や顕微授精などを対象とする方向であるということが報道されました。さらに、2022年度の診療報酬改定で採用するというふうにしておりますが、それまでの間、現行の助成金を拡充するということも言われています。政府の全世代型社会保障検討会議、なかなか開催されないようでありますが、ここで工程表を提示するということが言われているわけであります。保険適用は、体外受精や顕微授精、男性の不妊治療を含める方向だと言われているわけでありますが、現在、不妊治療に関し、初回に最大30万、2回目以降に最大15万を助成しているわけでありますが、厚生労働省は保険適用までの間、2回目以降も30万に引き上げ、回数も通年最大6回を子供1人当たり最大6回に増やして、夫婦の合計730万円の所得制限は撤廃する方向というふうに報道されました。
こうした方向での意見書となっているのかどうかをお聞きいたします。
396: ◯議長 近藤みどり議員。
397: ◯8番議員(近藤みどり) 不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書、記1、2については、政府の全世代型社会保障検討会議で議論されているかについてお答えをいたします。
全世代型社会保障検討会議の趣旨は、少子高齢化と同時にライフスタイルが多様となる中で、誰もが安心できる社会保障制度に関わる検討を行うとされています。令和2年10月15日開催の全世代型社会保障検討会議では少子化対策について議論されており、不妊治療への保険適用拡大することや、仕事をしながらも不妊治療を受けることができるための労使の取組や、働く環境の整備の支援についても幅広く議論がされていることから、御質問の内容のとおり議論されていると思われます。
以上でございます。
398: ◯議長 野中幸夫議員、質疑番号1番の2回目の質疑をどうぞ。
399: ◯6番議員(野中幸夫) 次です。次。
400: ◯議長 次でいいですか。質疑番号2番の質疑をどうぞ。
401: ◯6番議員(野中幸夫) 大体1番は分かりましたので。
意見書の4という文章があって、その文中での質問でありますが、不育症への保険適用や事実婚の方の不妊治療への保険適用及び助成について聞くわけでありますが、特に事実婚の方への不妊治療で子供さんが授かればその夫婦は別姓になるというふうに思うわけでありますが、この点はいかがでしょうか。
402: ◯議長 近藤みどり議員。
403: ◯8番議員(近藤みどり) 4の文中の事実婚の方が別姓になるかについてお答えをいたします。
事実婚の定義として、男女が婚姻の意思を持って共同生活を送っているものの、婚姻届を提出していない状態でありますので、内縁関係も含まれますので別姓になります。
以上でございます。
404: ◯議長 質疑番号2番の2回目の質疑をどうぞ。
405: ◯6番議員(野中幸夫) そうですね。憲法では、結婚については両性の合意となりますので、結婚には様々な形があるというふうに私も理解をしています。その点で気になるのは、あま市議会では過去2回にわたって選択的夫婦別姓、この制度の法制化に反対する陳情が採択され、可決されています。例えば、会議録があります。横井敏夫議員がこの中での議論で、選択的夫婦別姓を取ることはますますこの国を悪化させ弱体化させていく元凶になる可能性があると考えている、また、婚姻届を出した夫婦なのか内縁なのか、違法な重婚関係なのか分からなくなる、また、選択的夫婦別姓を導入している国では離婚が増え、家族の一体感が弱まっている、離婚や再婚を繰り返した結果、家族関係が複雑化し、子供の非行や犯罪の原因になっているとも言われていると議論されてまいりました。会議録がありますので、明確になっています。こうした議論もありましたが、どうかこの意見書の採択に向けて厚生委員会に付託されていくというふうに思いますが、努力をしていただきたい。そういう要望をさせていただきます。
以上です。
406: ◯議長 要望ということですか。
407: ◯6番議員(野中幸夫) そうです。いや、答弁するならしてもらってもいい。
408: ◯議長 答弁されますか。要望ということだけですが。
足立詔子議員。
409: ◯7番議員(足立詔子) 今、要望ということで質疑をされていましたので、一応お答えをさせていただきますが、今、御発言いただいた内容につきましては2010年の発言なのかなというふうに記憶しておりますけれども、ここで、この意見書の内容の事実婚と夫婦別姓とはまた意味が異なるものであるというふうに感じます。
今の御意見につきまして、私は答えることもできません。御要望ということですので、ちょっと判断しかねる内容だと思いますので、これにつきましては議長に御判断をお願いしたいと思います。
(「どういう判断をするんですか」と呼ぶ者あり)
410: ◯議長 ただいまのお話の中で、野中幸夫議員のほうが要望ということでお話がございました。これは今後の委員会等でまたお話しされればいいかなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
これにて質疑を終了いたします。
お諮りします。
ただいま議題となっております発議第8号は、厚生委員会に付託することにしたいと思いますが、御異議ございませんか。
(異議なし)
411: ◯議長 異議なしと認めます。よって、発議第8号は厚生委員会に付託することに決定しました。
以上で、本日の議事日程は全て終了しました。
本日は、これにて散会します。
各常任委員会は、配付しました会期日程に従い委員会を開催し、付託案件の審査をよろしくお願いいたします。
なお、12月24日午前10時より本会議を再開し、各常任委員長に報告を求め、委員長報告に対する委員会の結果及び経過についての質疑後に、討論、採決を行いますので、よろしくお願い申し上げます。
お疲れさまでございました。
(午後3時11分)
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以上、会議の経過を記載してその相違ないことを証するためここに署名する。
令和2年12月9日
あま市議会議長 後 藤 幸 正
署名議員 奥 田 哲 弘
署名議員 粂 野 俊 弘
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